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かなった夢 [小さな出来事]

ありがとう、咲いてくれて。
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今日のめぎにはこのこと以外に何もない。
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ドイツでのリアルタイムは朝の5時台だった。最終組だけを見るというのはめぎは好きではないのだけど、徹夜ができるような年齢でも状況でもないので、やむを得ず。

1ファンとして、4年前からこの日の勝利を楽しみにしてきた。きっとやってくれると思っていた。人のことで夢をかなえた気分になるというのはめぎはあまり好きではないが、この選手とサッカーのドイツ・ナショナルチームだけは特別だ。この金曜日のショートは、サッカーのドイツナショナルチームで喩えるならW杯の準決勝でイタリアに当たるようなもの、と説明すると、うちのドイツ人はそれなりに納得していた。宿敵イタリアに勝って、ほぼ勝ちを手に入れたような気分だった金曜日。その様子はドイツでもこちらの25分40秒位から讃えられている。でも、まだ勝ってはいない。土曜日こそが決勝戦。手強いアルゼンチンやスペインを相手にしているような。

ここからの写真はARDのメディアテークから。

この瞬間から・・・
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この瞬間まで、なんとあっという間で、なんと長い時間だったことだろう。
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皆さんご承知の通り完ぺきな演技ではなく、だから、やった~~取った~~~!という感動はあったけど、めぎ的には神がかり的な感動はなかった。もちろん今日できることを出来得る限り素晴らしく美しく全力でこなしたことはよく分かる。それでこの大舞台で勝ちたいものにほんとうに勝ったのも素晴らしいし、怪我を押してあれだけの着氷と美しく芸術的な演技をこなして成し遂げたというのも素晴らしい。かつての柔道の山下を思い出す。そういう意味で伝説になるのかもしれない。2連覇というのも偉業だし、それだけでもう伝説とも言えるのかも。
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でも、やっぱり、昨年のヘルシンキのフリーのような神がかり的なオーラはなかった。ヘルシンキでは、金縛りにあったような、雷に打たれたような、異次元のこの世のものとは思えないものを見たという驚きの感動で涙したのだが、今回は大事に大事に気をつけて滑っているのがよく分かり、演技を終えた瞬間、ホッとして涙したというのが本音である。そういう意味で、神がかりではなく人間の才知の結晶という印象だった。

ああ、やっぱりまだ治ってなかったんだね・・・
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ああ、滑れてよかったね・・・
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こんな負傷の状況でほんとうに勝っていくなんて、なんと言ったら良いか言葉が見つからない。月並みだけど、ホント凄いなあ。この大舞台の意味をあれだけ認識して、それでいてこんな不利な状況なのに本当に勝っていくなんて。人間が出来得る最高の偉業、という感じかしら。2位から5位までの人たちにとっては、本当は勝てる試合だったのだ。それなのに勝てなかったというのは、もちろん勝った彼の素晴らしい作戦勝ちでもあるし、彼の一つ一つの技や芸術性が他を負かすに十分な高いレベルだったとも言えるし、彼が勝つというオーラをバンバン出してみんなが呑まれたのかもしれない。そういう意味では神がかりだったのかもしれないな。2位から5位までの人たちは、技術的に及ばない部分もあったのだろうけど、なにより心理戦に負けたのだ。だからこそ、彼にはやっぱりほんとうの意味でパーフェクトで勝って欲しかったな・・・レベルを落としたプログラムだからこそ。怪我だったから仕方がないとは言え。

まあそんなめぎの本音などはっきり言ってどうでも良い。怪我でもあれだけの偉業をなしたという伝説は本当に感動的だった。めぎだって今日は何度も何度も何度もドイツのサイトで繰り返し見て繰り返し涙したのだ。優勝を心から喜び、そして4年間に及ぶかなり精神的に必死な祈りと応援と希望が満たされて、今すっかり放心状態。かつてプルシェンコがやっと金メダルを取ったとき、ドイツサッカーがやっとイタリアに勝利したとき、ドイツがアルゼンチンを下して優勝したときのようだ。この世界は・・・他の世界も同じだけど・・・やっぱり結果が全てであって、成し遂げたことに最高の意義がある。過程がどんなに素晴らしくても、どんなに努力家でどんなに頑張っていても、結果がなければ歴史に名が残らないのだから。彼は名を残したのだ。

やり遂げた充実感とホッとした嬉しさで満たされた彼の表情はとても美しかった。嬉しそうなハビさんにも心が和む。二人の抱き合っていた姿は素敵だったわね。
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ドイツではフィギュアスケートは全く人気がない。男子シングルに先立ちドイツのペアが優勝したけれど、それこそ神がかり的なフリーだったけど、女性の方は元ウクライナ人で男性の方は元フランス人で、それもドイツに生まれたとかドイツで育ったというわけではないので、普通のドイツ人的には全く興味が無いという感じ。フィギュアスケートなんてバレエのような芸術でもないしスポーツでもない、と見向きもされない。音楽が切れ切れの寄せ集めなのも音楽好きのうちのドイツ人には耐え難く、話し相手にもなってくれない。ドイツ人がメダルを取れば一応ニュースになるが、そうでなければニュースになっているのかどうかもわからないほど埋もれてしまう話題にすぎない。そんなドイツでも一応オリンピックだからフィギュアスケートのダイジェストを載せているサイトがあった。こちら。ここの21分20秒位から。途中で曲名が「サイマイ」とドイツ語読みされ、その曲は日本でものすごく有名な映画の曲だ、と紹介されている。そ、そうなの?

4年後はどんな戦いになるのかしら。その頃めぎはまた見ようと思うかしら。今の若い世代もいつか、技と芸術の一体化した神がかりな演技をするようになるのかしら。
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とにかく、4年が終わった。こんな偉業を成し遂げた彼の今後の長い人生はどれほど大変だろうかと思う。人生最大の目標を成し遂げた後というのは次の生き方、次の道を見つけるのがとても難しい(めぎなどある大きな夢がかなった後で15年も試行錯誤したのだ)。今後はできたことができなくなっていくことも多いはずで、それとどう折り合いをつけていくのだろう。それも、ずっとずっと注目され続ける今後の人生の中で。まあ賢い彼のことだから、きっとまた別の美しい花を咲かせるのだろうけど。既に「金メダリストとして人生をまっとうしたいと思います」と自ら言っているし、覚悟を決めて取りに行って、本当に取って、更に次の覚悟が決まっているのよね。

心躍り、心温まる時間をありがとう。この4年間、最高にドキドキハラハラと楽しませてくれてありがとう。
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撮影: D600 + 105mm(F2.8)micro
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再び快晴の金曜日 [小さな出来事]

木曜日の朝に降った雪は木曜日のうちにすっかり溶け、金曜日は再び素晴らしい快晴に。
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冷え込むと晴れるデュッセルドルフ。雪の日も寒かったけど、今日の方が寒く感じる。
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でもやっぱり光が強くなってきたなあと感じる。
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うちの中で陽が射すとポカポカと暖かい。今回マルクト市場で買ったのは今年初のチューリップ。
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外も暖かくなるのはいつかなあ。
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撮影: Nikon1 V3 + 10mm(F2.8)
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白黒の世界 [小さな出来事]

昨日光いっぱいの写真を載せて春を感じたばかりなのだが、木曜日に雪が降ってガラリと違う印象になったデュッセルドルフ。
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まあ雪と言ってもデュッセルドルフ市内はそれほどの降雪ではなく、普通に歩けたけどね。
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でも、周辺の街から通勤した人たちは、渋滞で大変だったらしい。
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水仙さんたち、頑張れ~
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朝8時でもこんなに明るくなった。曇りでどんよりしていてもここまで明るく写り、青く写らないというのは、本当に明るくなった証拠。
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綺麗だったのだけど、その後雨になって昼過ぎにはすっかり溶けてしまった。

撮影: Nikon 1 V3 + 10mm(F2.8)
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