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トラヤヌスの記念柱 [旅行]

wakatateさんの昨日のブログに、アンコール・トムのレリーフが載っていた。
素晴らしい。行ってみたいなー

似たようなレリーフをローマで見たことを思い出した。
これだ。

これはトラヤヌス帝のダキア(ルーマニアのあたり)遠征勝利を描いた記念柱で、皇帝の墓として113年に建てられ、実際に皇帝が死んだ117年にここへ葬られたという。高さは40メートル、19個の巨大な大理石を積み上げて作られたものだ。

よくもまあこんなに精巧に作ったものだ。


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ドレスデン・聖母教会 [旅行]

りえさんがこの週末にドレスデンに行ったはずなので、私が行ったときのドレスデンの様子をご紹介。

初めて行ったのは2004年2月。そのときのFrauenkirche(フラウエンキルヒェ=聖母教会)。その当時の姿は以下のようだった。

この教会は、ドイツ最大のプロテスタントの教会で、直径25メートルのドームを持つ立派なものだったのだが、戦争で爆撃されて廃墟となり、その悲惨さを残すため、すなわち当時東ドイツの共産政権がアメリカ・イギリス資本主義国の野蛮さを喧伝するため(実際は東ドイツがお金が無かったからなのかもしれないけど)、そのままになっていた。東西ドイツ統一後から再建が始まり、私が行った2004年2月はあともう少しというところまできていたのだった。なんでも瓦礫の山から石を一つ一つ鑑定し、元の場所に当てはめ、足りない石のみ新しいものを使う、というやり方をしていたそうだ。
180億円に相当すると言う再建費用の一部は、旅行者からの寄付である。私も地下聖堂のガイドツアーに参加し、戦争で爆撃された教会のビデオを見、いくばくかの寄付をした。

そのあたりは工事中だらけで、聖母教会の前にも非常に広い遺跡の跡みたいなものが広がっていた。

その後、2004年6月には外壁工事が完了し、金の十字架がドームの上に据えられる式典が行われ、2005年10月に全ての工事が完了したのである。

2005年12月にザクセン地方を訪れた私は、勧められて再度ドレスデンの聖母教会へ。

外には寒いのにこんなに人が並んでいた。みんな、聖母教会に入るためにきたのである。
中はこんな感じ。


ヨーロッパでは教会と言えば古いものばかりで、このようにきんきらの新しい教会を見るとなんだか不思議な気分になる。教会にいるのに教会ではないような感じなのだ。

ちょっと遠くから全体を写した写真。ドームの上まで完成している。また戦争で爆撃されるなんてことのないよう祈る。


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ドレスデン・おすすめ [旅行]

今日はドレスデンのめぎ・おすすめのご紹介。

まず、ゼンパーオペラ。ザクセン州立歌劇場である。

私はここで2004年2月に開かれたアルバン・ベルクのWozzeck(ヴォーチェックと聞こえるが日本ではヴォツェックと一般的に書かれているようである)の新演出の初演を見にドレスデンに行ったのであった。
Wozzeckは、ゲオルク・ビューヒナーのWoyzeck(ヴォイツェック)という戯曲断片をオペラ化したものである。音楽としては、オペラに初めて無調を取り入れたものだとか。
行った感想としては、まあわざわざドレスデンまで交通費をかけて行くほどではなかったかな、というのが正直なところだが、当時の私はドイツにこんなに長居をするつもりがなかったし、少しでも話題のものを見ておこうというがめつさが先立っていたのである。

中は宮殿みたい。



ガイドツアーで中が見られるので、オペラに関心のない方もぜひどうぞ。

次に、私がどうしてもドレスデンに行きたかった理由はここ。


これは、アルベルティーヌムという美術館で、ここにあるC.D.フリードリヒの「山上の十字架」を自分の目で見てみたかったのだ。大学でよく話題になったフリードリヒ。ベルリンやハンブルクにも主な絵があるけれど、この「山上の十字架」は外せない。
フリードリヒについては既に二つ記事を書いたので、興味のある方はぜひ以下をどうぞ。

フリードリヒの絵とドイツの空
http://blog.so-net.ne.jp/megimigi/2006-08-08

C.D.フリードリヒ展覧会
http://blog.so-net.ne.jp/megimigi/2006-08-06-1

その他、宮殿やカトリックの教会などいろいろあるが、やっぱりなんと言っても戦災を免れた奇跡的なこれをどうぞ。

これは長さ101メートルの壁画。君主諸侯の行列の様子である。2万5千枚のタイルでできている。描かれているのは1123年から1904年までのザクセン君主の騎馬像や芸術家たち93名。行列最後にこの壁画の製作者も描かれているとか。

それから、やっぱり忘れてならないのは、瓦礫。頑張って復興しているとは言え、ちょっとよく見るといまだに瓦礫だらけ。アメリカ・イギリスの空襲のひどさを思うと共に、東ドイツの貧しさも。

最後に、エルベ川。ラインとはまた雰囲気の違った感じ。なにしろここは、ザクセンなのである。


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