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クリスマス直前の旅行 [シチリア]

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めぎは本日よりまた逃避に入ろうと思う・・・毎日少しずつ日が長くなってきているとはいえ未だ暗く、気温も0℃前後で寒く、まだまだ一年で最も寒い2月が控えていて気分もイマイチ。雪が降れば綺麗だが溶けるとただ汚いだけだし、日々食べている物もずっと変わらず同じような写真ばっかりだし。

そんなわけで、クリスマス直前の旅行記を始めようと思う。デュッセルドルフから飛行機で約2時間半でお昼過ぎに到着し、レンタカーして最寄りの町へ。これはちょうどその町が見えてきたところ。
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その町の中に入ったところ。
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泊まったホテルのある通り。
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ここはカターニア。その町の名前を聞いただけでどこだかお分かりの方は、よほどのイタリア通か、火山好きか、そこへ行ったことのある方だろうと思う。ここは地中海のど真ん中、シチリア島の町。シチリアで最も大きく有名な町はパレルモだが、デュッセルドルフからの直行便がカターニア行きだったので、そこへ向かったという訳だ。

ここまでは車の中からフロントガラス越しに撮影。その後ホテルに荷物と車を置いて、徒歩でカターニア散策へ。このとき14時半くらい。
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辺りは古い建物ばかり。
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何を見ても面白い。
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シチリアは紀元前から歴史の中心地。古代ギリシアやらカルタゴやら、その後古代ローマ、東ゴート、そしてアラブの支配下にあったり、中世以降はノルマン人、神聖ローマ帝国(つまりドイツ)、フランス、スペイン、オーストリア・・・と支配はめまぐるしく変わり、そして最後にイタリアの手に渡ったのだ。まったくもってこの島は、歴史的にもイタリアであるという感じは全くなく、実際も雰囲気がスペインに似ている。ほら、この窓の感じ。
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北イタリア出身の知り合いは、めぎたちがシチリアへ行くといったとき、そこはイタリアじゃない、アフリカだ、と肩をすくめた。ものすごく貧しいところだ、とも言われた。たしかにシチリア第2の都市カターニアも、そんなに豊かそうではないわねえ。
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しかし、そこら中に並ぶ重厚な建物から、ここの歴史の長さと深さを感じる。
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ショーウィンドウにあった飾りの不思議な取り合わせ。異文化がぐちゃぐちゃに混ざっているという感じ。
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イタリアだなと感じるのは、クリスマスのこの飾り。
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キリストなんて、もう生まれた瞬間から既にしっかりイタリア人。これは上のトリミング。
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こちらも、まるで演劇の場面のようなポーズ。イタリア人はそこらの通りで世間話をしている一般のイタリア人に至るまで、動作が非常に大きく、声も大きく、まるでそこら中で演劇の舞台が繰り広げられているかのようなのだが(ドイツ人も声が大きいが、突っ立っている感じで演劇能力は非常に乏しい)、このキリストも、生まれた瞬間からまさにイタリア人風のポーズ。
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そんなことにイチイチ盛り上がりながら、めぎとうちのドイツ人はカターニア散歩に出かけたのだった。
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つづく。

撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)
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カターニアの大聖堂広場 [シチリア]

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昨日からクリスマス前のシチリア島カターニアへ逃避中。

ホテルから歩いて5分ほどで、カターニアの大聖堂広場へやってきた。
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このゾウさんとその上に立つオベリスクが観光スポット。1735~7年に作られ、ゾウは古代ローマ時代の溶岩でできていて、オベリスクはエジプトから運んだとか。カターニアは1669年火山噴火に、1693年大地震に遭い、これは復興の象徴らしい。
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1669年と1693年・・・ずいぶん短い間に相次いで火山噴火と大地震・・・嫌な前例だわね・・・むむむ。

広場の名前の由来はこの大聖堂。
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その大聖堂の前から広場を写す。写真の右にゾウのオベリスクがある。かなり広い広場である。
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上の写真の奥の角にあるカフェで、一休み。イタリアのコーヒーはとっても美味しい。
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そこから大聖堂を眺める。ときに路線バスもやってくるし・・・
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掃除の人たちも。
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大聖堂の上のこの像、クリスト&ジャンヌ=クロードの梱包みたいだね~と、うちのドイツ人。これはトリミング。
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日本の茨城で1991年にアンブレラ・プロジェクトをやったクリスト&ジャンヌ=クロードという芸術家ペア、みなさまご存じ?ドイツでは1995年に帝国議会議事堂をすっぽりと梱包。

そんな話をしていたら、賑やかな一団が。
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トリミング。
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カフェのすぐ近くにこんな噴水がある。アメナノの噴水と言って、かなり新しく19世紀のものらしい。この下にアメナノ川が流れているのだとか。それにしても、ここにはちょっと怖そうなおじさんたちがいつもいて、めぎはあまり落ち着けなかった。いきなり川からおじさんが現れたりもするし。下で何をしていたのかしら・・・
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カフェをあとにして、ずっと見えていたすぐそばの建物の窓の下のこれを写したり・・・
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大聖堂を写したり。
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大聖堂の塀の隙間から見えた中庭。綺麗ね。
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さて、明るいうちにもう少し散歩しましょ。

つづく。

撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)
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魚市場のあるところ [シチリア]

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現在、クリスマス前のシチリア島カターニアの話を連載中。

昨日の記事のカフェのところのこの噴水の向こうはこうして見ると行き止まりに見えるけど・・・
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実はそこから下に降りられるようになっている。
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カフェからは気がつかなかったレストランもあるが・・・まさに観光客向けっていう感じのレストランだが・・・それはともかく、その横の建物のこの木の屋根のようなもの、面白い向きよねえ・・・雨よけにしては反対だし。
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うちのドイツ人によると、これは剥がれ落ちる壁の落下を受け止めるものなんだって。古い建物だから剥がれ落ちてきてるものね。
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窓には衛星アンテナ。ここで暮らしている人がいるのね。
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ところで、下に降りると隅には鉄柵で入れないようになっているこんな水場があった。
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ずいぶん昔のものみたい・・・この水場があるところは魚市場が開かれるところなので、井戸の代わりにこの地下を流れるアメナノ川からこういう水場を作ったのだろうというのがうちのドイツ人の想像。うちに帰ってから調べてみたら、昨日の記事の大聖堂広場の地下には古代ローマ時代の浴場跡があってアメナノ川から水を引いているそうなので、もしかしたらその水路の一部なのかも知れない。
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こんな風に、たまたま目に入ったものをその場の古いラテン語の説明書きを解読したり(それはうちのドイツ人にお任せ・・・めぎは喩え英語の説明があってもメンドクサイのでうちのドイツ人に読んでもらって、その間に写真を撮り、あとでドイツ語で説明してもらう)、印象に残ったところをあとでうちに帰ってから調べてみるというのがめぎ家の旅では非常に多い。予め調べていけば見所を効率よく回れるのだろうが、その効率の良さというのをめぎ家は、特にうちのドイツ人は旅に全く求めないのだ。気ままに、自分の嗅覚で、ホテルでもらった地図を見てだいたいの見当をつけ、あとは東西南北を時折確認しながら歩く。そして、有名かどうかは分からないけど興味を持ったもののところで立ち止まる。休暇のときまで仕事のようにきっちり計画を立てて時間を見ながら見所を制覇しなきゃと急かされたように歩いたりはしたくない、というのである。まあ、そういう旅の仕方というのは、長い休暇をとりやすいドイツならではという気もする。来たいと思えばいつでもまた来られるし、という感覚があるのだ。

そんなわけで、すっかり終わってしまっている魚市場を見ても、ああ残念、という気持ちは全くなかった。
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明日の朝にでも見る?次の町でも魚市場があるよね?そっちを見ればまあいいか~などと言い合いながらここを通り過ぎた。
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次の日の朝、ここを車で通りすぎたのだが、車道もものすごい人混みで無秩序で、車がどうやってここを通り抜けられたのか分からないほどだった。魚だけでなく野菜や果物の市も出ていた。夕方の今はこんなに閑散としているけれど。
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この魚市場のすぐ近くには観光客向けの魚介レストランもいくつかあって、お昼と夜はすごく混んでいるらしい。この時間も食べている人がいた。
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そこはこういう通り沿いなのだが、この左側が魚市場と大聖堂広場、右側は公園で、その向こうに港がある。公園が綺麗に見えたが、うちのドイツ人がこういう公園は酔っぱらいや麻薬やっている人などがいて危険だと言うので行かなかった。
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で、また大聖堂広場に戻った。
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戻る途中に建物の土台を写した・・・火山の町なのねえ。
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つづく。

撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)
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