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5月のめぎ家の食事 [食べ物・飲み物]

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5月ももうおしまいで、今日は恒例の今月の食卓風景を。

ある日のスターターはアーティチョーク。茹で上がったアーティチョークがゴロンとそれぞれのお皿に。
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皮を一枚一枚剥いていって、中の美味しい実の部分までたどり着くのが一苦労。でも、それが楽しくて。
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5月上旬は寒かったので、煮込みが美味しかった。これは牛の骨付き肉の煮込み。キノコやにんじんなどと煮込んである。肉が柔らかい上にゼラチンのようにぷるんぷるんとしていた。
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ようやくトマトが甘くなってきて、秋以降トマトを食べていなくてトマトに飢えていためぎ家はモッツァレラとトマトのサラダを何度も何度も。食卓には花ではなくバジルの鉢植えを置いたりも。このパンはモロッコ系のお店で買ったパン。これがとっても美味しくて。
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トマトとモッツァレラのスターターの後は、白身魚のムニエルと菊芋の揚げチップス。
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春は肉類もちょっと珍しいのが並ぶ季節。つまり子ヤギとかまだお乳しか飲んだことの無い小さな子羊とか、そういう美味しいけど可愛そうなのが売られる季節。売られると言っても普通のスーパーにではなくマルクト市場にであるが。ある日、仔牛のカツレツ用の肉が売られていたので、シュニッツェルに。
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これは豚バラ肉の塊の煮込みだが、味付けがルバーブ。
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酸っぱいのが春らしくて美味しかった。
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ある日はうちのドイツ人が海老を購入して来てくれた。
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アンチョビもから揚げにして、海の幸系の夕食。またもやトマトとモッツァレラとモロッコ系のパンも。
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↑上に写っている花瓶の茎の上はこんな蕾で・・・
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咲くとこんな風になった。これは2週間くらい長持ちしてくれてよかったわ。
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さて、5月中旬を過ぎると、サッカーのシーズンは終盤。どれも優勝が決まり、さらに入れ替えチームも決まる。そういう落ちるか上がるか否かの戦いは、当事者にとっては本当に死ぬ思いなのだろうが、見るのはエキサイティングで非常に面白い。3部から1部まで、熱戦。
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サッカーニュースを見ながらの夕食は、明るいうちに始まり、明るいまま終わるようになった。
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ルバーブのデザートは何回も。
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ドイツのブンデスリーガ(一部リーグ)はバイエルンが優勝し、2部から上がってきた初シーズンのライプチヒがびっくりの2位でいきなりチャンピオンズリーグの出場権を得、ドルトムントは土壇場で3位となってそのチャンピオンズリーグの出場圏内に入り込み、まだ20代の若い監督の率いるホッフェンハイムがこれまたビックリの4位に入ってチャンピオンズリーグの予選出場権を得た。かたや2部に落ちるか否かのところではハンブルクが土壇場で落ちるのを回避し、うちのドイツ人が2部との入れ替え戦を見る楽しみがなくなった~などと強がって喜んでいた。

何はともあれ、リーグ戦の今シーズンは終わったのね。これはトマトと並んでここのところよく食べた蕪の漬物。
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それから先週末の土曜日は、ドイツカップの決勝戦。その日の夕食はこんな感じ。またもやトマトとモッツァレラ。
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香川のいるドルトムントが優勝できたこの試合、オープニングでドイツカップを持って入場したのはあのカタリーナ・ヴィットだった。おばさんになったわね~
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この決勝戦に先立ち、香川がブログでテロに遭ったときのことを書いた記事(それはこちら)が話題になっている。ドルトムントの選手たちは、テロに遭ったその次の日に試合をさせられたのだ。その後も普通に試合を続けなければならなかった。それが仕事だとはいえ、昨日テロや事故に遭った人がその次の日から普通に仕事で問題なく機能できるものだろうか。ドルトムントの監督が決勝戦の試合後、香川の書いた記事を読んで涙が出た、と言っていたが、この監督だってどれほど大変だったことだろう。監督も選手もチーム経営者やドイツサッカー協会の決定に従わざるを得ないのだが、そして、テロに屈してはいけないと言う考えも分かるしその通りだとも思うのだけど、でもやっぱり当事者の心にもう少し寄り添うべきではなかったのかしら。

それに、香川も書いているけれど、サッカー選手がその日の試合に集中できるような世界であることがどれほど大事なことか、言い換えれば、自分の仕事や趣味や旅行やブログや試合観戦や写真撮影などに一生懸命取り組んだり愚痴をこぼしたり腹を立てたり楽しんだり目標を持ったりできるような世の中であることがどれほど大事なことか、こうやって日々の夕食を写真撮ってブログに書いたりできるようなのほほんとした世の中であることがどれほど大事なことか、我々も今一度有難く考えてみるべきと思う。

この日、今年の初イチゴを味わった。酸っぱいかも知れないなと蜂蜜も用意したけど、イチゴは十分甘く、フレッシュで美味しかった。そういう小さな喜びを毎年繰り返せることこそ、幸せなのだ。
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マウスを見ながらの日曜日のブランチも健在。向こうにぼんやり写っている赤いのは今年の芍薬。こんな何気ない繰り返しが、今年はちょっと切ない。
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撮影: D600 + 105mm(F2.8)micro/ 58mm(F1.4)
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ボクたちのシーズンやっと到来 [食べ物・飲み物]

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今年もようやくボクたちのシーズンになった。
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めぎ家で今年初の白アスパラを賞味したのは5月12日のこと。
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生ハム2種類用意して。
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1キロ当たり12ユーロとまだちょっと高めだった白アスパラは、まだ甘みたっぷりというわけではなかったが、はしりとしては十分の旨み。4月中旬から売られていたからもう「はしり」とは言えないかも知れないが、うちのドイツ人的には、一番良い等級のが1キロ当たり10ユーロ以上の間はまだまだシーズン初めというイメージ。

白アスパラシーズンのお馴染み、白アスパラのクリームスープがその後一週間続く。白アスパラの剥いた皮で取った出汁をベースにしたスープ。
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次に食したのは5月21日。この日は新じゃがも登場。
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めぎ家はいつもシンプルに溶かしバターで。白アスパラにはオランデーズソースが定番だが、作るのが面倒だし、出来合いのはあまり好きになれないし、溶かしバターが白アスパラの味を最もシンプルに味わえるように感じるので。
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あ、そうそう、上の写真では3本しか写ってないが、おかわりして全部で7~8本食べている。白アスパラはゆでて熱々のをメインディッシュとして食べるのがドイツ流。まずは湯で上がりの早い細めのを数本いただき、その後太いのを味わっているのだが、その太いのを写すのをいつも忘れてしまう。

3回目は5月26日、うちのドイツ人の従妹をお招きした日。
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バルコニーで食べる白アスパラは格別だった。
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今シーズンあと3~4回食べられるかな~春から初夏にかけてだけのドイツのお楽しみ。本当に美味しいのを食べると、サラダにマヨネーズでは決して食べられなくなる。いや、それも美味しいんだろうけど、熱々のがあまりにも美味しいので、勿体無くて冷やしたりサラダにしたりはできなくなる、と言った方が正しいかな。それは、喩えるなら、マグロは刺身が美味しいのであってマグロのステーキは特にどうしても食べたくは無い、というのと似ているかしら。食には全く拘らないドイツ人たちが、白アスパラだけは食べ方に拘り続けるのも面白い。

撮影: D600 + 105mm(F2.8)micro/ 58mm(F1.4)/ 35mm(F1.8)
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お呼ばれとお招きと [食べ物・飲み物]

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5月のある日、めぎ家は同じアパートの別の部屋の住民から招待された。
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その部屋とは、かつてうちのドイツ人が仕事部屋に使い、昨年夏から冬にかけて彼の息子が使った部屋である。仕事上その部屋が要らなくなって部屋を解約したところに突然日本から息子がやってきて、ドイツで職業研修をするからしばらく滞在したいという話なので急いで解約を取り消したのだが、数ヶ月間研修どころか応募さえせずにうちにパラサイトしただけで結局日本の母親の元へ帰国し、その後部屋の次の借り手を捜したのは以前書いたとおり。ドイツは解約を通知してから3ヵ月は家賃支払い義務があるのだが、次の借り手を見つければそれを回避できるので、すぐに募集。デュッセルドルフの街中にしては破格の家賃のこの部屋にはその日のうちに100件以上の問い合わせがあり、すぐに次の借り手が決まった。その新しい住民にお招きされたというわけである。

新しい住民さんは20代後半の女性で、哲学と美術学だったかを専攻した一方で粘土をこねて作品を作ってあちこちに応募しているという陶芸家。最近うちの近くの美術館で職業研修を始めたところだそうで(大学を卒業しても然るべき研修をしないと然るべき職にはつけないドイツ。もちろん高卒と大卒ではその研修内容も違うのだが、研修中の2年間の給料が正規の採用と比べてずっと安いのは言うまでもない)、職場に近くて家賃の安いうちのアパートの部屋は願ったり叶ったりだったのだとか。
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↑イチゴの入ったサラダは春の味で素敵だったし、ズッキーニのリゾット、シンプルで美味しかった。たまに他人の料理を食べるのって新鮮で良いわね~ピンク色のはサーモンのムニエル。
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ベッドの置かれた若い女性の部屋は撮影を遠慮したけれど、ダイニングキッチンを撮影させてもらった。もともとこの部屋に置かれていた間に合わせの古いキッチンを捨て、彼女のオーブンつきキッチンが設置してあった。(注)ドイツではキッチンはたんすや机などと同様個人の所有物で、賃貸でもそれを持って引越しする。
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この循環式暖房の上の板は、かつてうちのドイツ人が取り付けたもの。そうやっていろいろ手を入れた部屋だったのだけど、もうすっかり別の人のものになっちゃったわね。
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デザートはりんごのオーブン焼き。
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スライスしたりんごに小麦粉とバターを混ぜたのをパラパラとかけて焼いてあり、バニラクリームをかけて食べる。シンプルで美味しかった。
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うちのドイツ人の息子よりは年上だけど、職業研修というキーワードでだいたい同じカテゴリーに入る年代の若者ということで、この新しい住民さんとおしゃべりしていると息子とのあれこれが蘇る。彼にもこんな一歩を踏み出す日が来るのだろうか。思えばこの部屋はかつてめぎの大学時代の友人や、今や同じ業界の同僚となった元学生さんや、博士論文執筆中の留学生さんたちを一時的にお泊めした部屋でもあり、その誰もがここから一歩を踏み出して大きく羽ばたいていったのだが、息子だけは一歩も踏み出さずに背を向けて出て行ったのだった。

美味しくいただき、新しい住民さんとそこそこ知り合い、夜の9時にはお暇した。階段を上がればすぐにうちに帰れるというのはとっても楽チン♪

それからしばらくして、うちのドイツ人の従妹をうちにお招きした。
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突然ものすごく暑くなった日で、日差しと影のコントラストが激しい。アペリティフはいつものプロセコにカシスリキュール。
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スターターはめぎの作った蕪の漬物とクマネギのお浸しと蛸の酢の物。
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その後ポルトガルのワインに移行し・・・
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バルコニーに移動してメインディッシュ。メインは白アスパラなのだがその話はまた明日。

この従妹というのはその息子がうちのドイツ人の息子と同い年で、ちょうど自動車セールスの職業研修をしているということでうちのドイツ人の息子にあれこれアドバイスをしてくれた例の青年。そんなこともあってもちろんこの日はうちのドイツ人の息子の話になったのだが・・・こんなにみんなが心配しているのに、ホントあの子、いったい今どこで何をしているのかしらねえ。例によってやっぱり音信不通だが、ちゃんと前を向いて自分の足で生きていけるようになって欲しいものだわね。あと一ヶ月で22歳・・・普通の青年ならもう大学を卒業して就職する年頃。それが彼は未だ、高卒資格のまま何もしていないのだろうからねぇ・・・

デザートはクヴァークというフレッシュチーズにルバーブのコンポート。
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現在の日没は21時半頃なのだが、上の写真はそのちょっと前、21時15分頃の撮影。その後真っ暗になってもそのままここでおしゃべりし、ふと気がつくと夜中0時過ぎだった。それほど暖かかったということである。ああ、夏だわね。

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8), D600 + 35mm(F1.8)
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