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ダイビング講習へ [2016-17年年末年始 ボルネオ]

今日からまた年末年始のボルネオのお話を。

3年前にも行ったボルネオに再び行って何をするか・・・12月中旬、旅の直前にあれこれ話していたことは、例えば・・・前回訪ねたところで思い出に残っているところにもう一度行きたいね~とか、前回はずっと海の近くで過ごしたから今回はジャングルにちょっと入っていってみたいね~とか、3年前にシュノーケリングを堪能したあの島(その話はこちら)に行ってもう一度珊瑚礁やお魚を写したいな~とか。コタキナバルの思い出の場所は2週間の滞在中にきっと行くチャンスがあるだろう。ジャングルは、飛行機と宿を予約して準備万端。シュノーケルは特に事前に予約する必要はなく、ホテルのハーバーから島に渡ってシュノーケル三昧すればいいわよね・・・と話しつつ、あのときからずっとずっと懸案事項だった思いがまた甦ってきた。それは、ダイビング。

シュノーケルで見た海の下の世界があまりにも素敵で、ダイビングのライセンスを取ってもっと潜ってみたいな~という思いが湧いた3年前。ドイツにもダイビングスクールがあるのだが、仕事をしながらそのスクールに通うのはなかなか重い腰が上がらない。基本的にドイツはいつも寒いので、プールに行こうという気もなかなか起こらず。それに、ダイビングって結構命に関わる危険もあるので、まずは母国語で教わりたいな、という気持ちもあって、沖縄でチャレンジしたのが1年半くらい前のこと。しかしそのときには、風邪を引いて耳抜きが出来ず、調子が悪くて海に入って色々なスキルの練習をするのもしんどくて、途中で諦めたのだった。その話はこちらの記事の下の方

でも、ダイビングそのものへの興味が失せた訳ではなく、体験ダイビングをしてみたのがちょうど1年前の年末年始(その話はこちら)。そのときの感動は大きく、やっぱりいつかは・・・と思うように。でもその反面、あの耳抜きが出来なかったときの痛みや、様々な鬱陶しくちょっと怖いスキルの練習をも思い出し、二の足を踏んでいた。ライセンスというのは緊急時にどうするかのスキルを身につけて取るものなので、エア切れになった場合とか(水中で息が吸えない!)、水中でマスク(=ゴーグル)が取れちゃった場合とか、結構怖いことを想定してその時にどうするかを練習するのだ。中でも特に海の中でマスクを外して再び装着するというのがめぎにとっては非常に嫌なスキルで、あれをもう一度やるのか、と思うと、やっぱり体験ダイビングに留めておくのが良いんじゃない?と思ったりも。ドイツで時間を作って通ってみようかな、それとももう一度いつか日本で数日の集中コースを受けることにしようかな、と漠然と考えつつ時は過ぎ、沖縄で取った学科試験の有効期限(1年間)が過ぎてしまっていた。

で、今回ボルネオでシュノーケルだけじゃなくて再び体験ダイビングでもする?という話になったとき、そういえばダイビングのライセンス取ろうという話もしてたよね~と二人で思い出し、そこでうちのドイツ人が言ったのだ。今回ボルネオでライセンス取ろうよ、と。

ええええ~英語でですか!?そ、それは想定外・・・減圧症とか圧平衡とかの用語を勉強しなければならないことに加え、あの学科試験は選択式で、引っかけみたいな文章を読んで正しいのを選ばなければならなくて、と言ってもちゃんと勉強すれば誰でも受かる試験で日本語では簡単だったけど、それはそういう引っかけ問題は日本語でならパッと見で分かるからで、ドイツ語だったらまだしも、あれを、もうすっかり忘れかけた英語でですとぉ~~?ううううう・・・

しかし、うちのドイツ人はやる気満々。そんなの、よっぽどでない限り受からせる試験なのだから、パーフェクトである必要もないし、きっとインストラクターが手助けしてくれるはずだし、大丈夫、めぎは英語出来る!英語で発表したじゃないか・・・(10年前のある学会の話をそこで持ち出す・・・ああ~)などと言って、めぎにボルネオのダイビングスクールを探させた(なぜかめぎが探すハメに)。めぎは候補を2つ選び、まずは問い合わせ。○日から×日までの間で2人ライセンス講習の空きがないか、と。

そのスクールの1つは、この写真の左端に写っている島にある。この島はマムティク島。めぎたちが3年前にシュノーケルに通った思い出の島。そこに小さなダイビングショップがあったのを覚えていて、あそこに通いたいな、と思ったのだ。うちのドイツ人も懐かしく思い出し、あああそこ、いいね~とノリノリで、そこを本命に問い合わせ。その当時のマムティク島とダイビングショップの話はこちら
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しかし、そのスクールからの返事は非常に遅かった。しかも問い合わせた日程以外の日程を提案されたり、質問にも一部ちゃんと答えてなかったり。それに、費用が思いの外高かった。さらに、せっかくめぎたちのいるホテルにハーバーがあるのに、別のハーバーから行かなければならないという。ピックアップしてはくれるのだが、その費用も別。そして、講習日程は3日間で、そのうちの1日は学科講習。うーん、うちのドイツ人はともかく、めぎはあのスキルを2日でやり遂げられるとは思えない・・・ということで、懐かしのマムティク島での講習は見送った。そのマムティク島とダイバーズスクールのことについては、いつか日を改めて書こうと思う・・・3年間で変わり果てたその島のことについては、モブログでもちょっと触れたが、心の中に大きな悲しみとして残っている。

もう1つのスクールは上の写真の右に写っている大きな島にある。下の写真では島が複数重なっているように見えるが、それが全てつながっている。この島は非常に大きいのにリゾートが数件しか無く、そのリゾートホテルは非常にお高い上に宿泊客しか上陸できないというちょっと敷居の高いところ。しかしそのスクールはレスポンスが早く、質問にも的確に答えてくれた上に非常に親切でフレンドリーな印象。費用もマムティク島のより安く、めぎたちのいるホテルのハーバーから出発でき、基本3日間だが4日目が予備でついていて、3日で出来なかったら4日目がフリーで追加されるという。そして予約客しか渡らせないので、島を独り占めしたかのように習えるようだ。さらに、12月31日から1月3日までなら、今のところめぎたちしか講習への申し込みがないという!おおお~これよ!!!!ということで、このガヤ島という島のダイビングスクールに決定。
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スクールの場所はこちら。何度かマイナスをクリックしてガヤ島を右側のコタキナバルの街と比べると、その大きさが分かる。




さて、スクールを決定し申し込んだはいいが、めぎにとってはそれはつまりダイビング講習を受けると同時に英語レッスンを受けるようなもの。まずは内容をしっかり理解できるように、かつて沖縄で日本語版をもらった教科書を読み返しておきましょ・・・と、飛行機の中で、そしてホテルに着いてからも猛勉強。そんなこともあってめぎは今回、写真撮影どころではなかったのだ。250ページぐらいの教科書を読んで練習問題を総復習し、そのあとそっくり同じ内容の英語の教科書を受け取って、もう一度一から読み直してキーワードとなる単語を覚え、練習問題をこなす・・・そんなことをして12月23日から30日までの一週間を過ごした。英語のを受け取ったのは26日で、めぎは27~29日のジャングル滞在にもその教科書を持ち込んで勉強した。全く何しにボルネオまで行ってるんだか・・・
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休暇に来てなんでこんなに勉強しなければならないの・・・?と何度も投げ出しそうになりつつ、でも踏ん張ったのは、うちのドイツ人と同時にライセンスを取りたかったから。彼がここで取っちゃって、私があとでドイツか日本でやり直しなんて嫌だ、絶対にここで取る!と負けず嫌いのめぎは本当に必死だったのである。その間うちのドイツ人も英語の教科書を一通り読み、一応練習問題に目を通していたようだが、めぎほど熱心ではなく、まあなんとかなるだろうという感じだった。この辺り、個人的な性格の差とも言えるし、英語力の差とも言えるが、今思えば、一度チャレンジして挫折して再び挑む者と、まだその実態が分かっていないお気楽者との差とも言えたかも知れない・・・
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さて、12月31日がやってきた。うちのドイツ人はウキウキ楽しそうに迎えの人とお喋りしていたが(この歳で新しいことにチャレンジするのはなんて楽しいことだろうかとかなんとか)、めぎは相当にブルーだった。ああ、これから英語。ああ、これからあのスキルの訓練・・・で、島に渡る船の中で、うちのドイツ人に告げた。
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め「もしめぎが途中でギブアップしても、気にせず最後まで受講して良いからね。」
ド「もちろんそうするよ♪ めぎも、自分がギブアップしても、最後まで続けてね♪♪」

このとき誰が想像できただろうか、最後の結末を(ちょっと英文直訳みたいな文章♪ちなみにドイツ語でもそういう言い方をする)。めぎはこのとき、自分がギブアップする可能性を6割くらいと読んでいた。あの海の中でマスクの中に水をわざと入れてクリアするとか、マスクを取り外して再び装着するとか、あれがやっぱり出来ないかも知れない・・・そして、自分からギブアップしなくてもギブアップせざるを得ない事態が起こる可能性を、9割と見ていた。なにしろめぎはダイビングライセンスの前提条件の一つである「10分間海の上に浮かび続ける」なんてことは経験したことがないので、それが出来なくてあっけなくさようならかもと思っていたのだ。

大晦日のこの日、ファンダイビングとシュノーケルに申し込んだ人たちがいて、船には15人くらい座っていた。
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10分くらいで島に到着。ここがめぎの通ったスクールである。これを撮ったのは今回水中撮影用に買った防水カメラで、撮影は3日目。最初の2日間は写真どころではなく、思いついたときにスマホで撮影。枚数は非常に少ない。
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上陸すると、そこが島だということをすぐに忘れそうなジャングルが後ろに控えていた。中庭にもこんなに植物が茂る。この島に来たことのある人たちはすぐにそれぞれの準備に取りかかり(リピーターが多かった)、初めての人たちはまず島の概要のオリエンテーション。その後、めぎとうちのドイツ人のダイビング講習が始まった。
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つづく


撮影: Xperia Z1、AW130
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