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5月後半のめぎ家の食事 [食べ物・飲み物]

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5月も最終日。ああ、祝日の多い5月が終わっていく・・・夏休みまでまだまだあるなあ。

ローテンションの多かった5月のめぎ家の夕食。これはドイツのハンバーグ、ハーブたっぷりのフリカデレの日。
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付け合わせ、じゃなくて、主食は新じゃがのグラタン。
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シンプルな夕食。
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これはうちのドイツ人が初挑戦したスモークサーモンと生チーズのロール巻き。
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緑の生地は、ほうれん草の入った玉子焼き。たまごは泡立てて、茹でて細かく切ったほうれん草を混ぜて薄くのばしてオーブンで焼き、それに生チーズとサーモンを敷いてロールしたもの。
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たくさんできたので、何度か前菜として食卓に登場。
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もう一つ、うちのドイツ人の初挑戦したのは、ポルトガルで食べたスープ。材料は内臓が色々入っていたのだがそれは今回パスし、使ったのはポルトガルで買ってきた豚の頭の燻製。
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ちなみにこれの耳の部分はこうして細切りにしてそのまま食べてみたりもしたのだが、それはそれで濃い生ハムみたいで美味しかった。
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美味しいけれどなかなか濃いので、一度茹でて少し塩抜き。ちなみに茹で汁はそのうち別のスープの出汁にしようと冷凍したそうだ。
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これを細かく切って、白い豆と一緒に煮たスープ。コラーゲンたっぷり。
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そんなザ・ドイツな食事の合間に、うちのドイツ人が仕入れてきてくれたカラマリという小さめのイカを揚げた日も。
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それからもちろんぼくたちも♪
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ぼくたちのスープも♪♪
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それ以外はステーキと鶏肉のローテーションにサラダが多かったかな。なにしろここのところサッカー続きで、ここで食べることも多かったし。もうすぐヨーロッパ選手権、ドイツの調子はそれに間に合うのかしら・・・そして、現世界チャンピオンとして恥ずかしくない成績を残せるのかしら。あ、ドイツが前回のW杯の優勝者だってこと、みなさま覚えてます?2年も経てば記憶の彼方よね・・・それに、その後のドイツの成績も芳しくない。
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あ、そうそう、これは週末のある日のお昼。
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日本ではもう食べられなくなったらしい牛肉のタルタルステーキ。ま、日本にはその分美味しいお刺身があるわよね・・・めぎは、お刺身が食べたくなると代わりにこれを食べる。これ、生の牛肉の挽肉をちゃんと肉屋さんでタルタル用の肉と言って買ってきて、それにタマネギのみじん切りと塩・胡椒・パセリと生卵。生卵は信頼の置けるマルクト市場で購入。それなりの値段を払ってしっかりとしたところで良い品質のを買うのが基本。
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撮影: D600 + 20mm(F1.8)
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バルトリとカウフマン [ザルツブルク]

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現在、昨年夏のザルツブルクの話を連載中。

うちのドイツ人が来るまでカウントダウンとなってきた頃、めぎはオペラを立て続けに鑑賞。昨日ご紹介したフィガロに続き、この日は・・・
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ベッリーニの「ノルマ」。
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ノルマと言っても仕事のノルマではなく、古代ローマ帝国時代のケルト系ドルイド教の巫女の名前。その頃ケルト人たちはローマからの解放を目指して闘おうとしていたが、巫女のノルマは実はローマ総督と密通し、秘かに子どもも儲けていて、ところがそのローマ総督が別の若い巫女に心変わりをし・・・といったお話なのだが、例によってザルツブルク音楽祭での演出は、ナチス占領下のフランスのレジスタンス運動に置き換えて現代風にアレンジされていた。そのノルマを演じたのが、今をときめくバルトリ。
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ときめくと言ってもオペラファンじゃなければバルトリの名前など知らないと思うし、オペラファンの間でも好き嫌いの極端に別れる歌手なのだが、演出には初演の年にブーイングの嵐だったらしい。とにかくこのバルトリがノルマを歌うというので、めぎはバルトリが生で聞けるのを、そして曰く付きの演出を見るのをとても楽しみにしていた。

幕間の休憩時間に撮影。フィガロと比べるとみなさんちょっと地味目ね。フィガロの演出は今年の新作だけど、ノルマは2年目だからかな。
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お着物の方がいらした。やっぱり素敵ね~
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さて、賛否の分かれる現代演出だが、この演出はめぎ的には全く持って悪くなかった。かつて見たロマンチックな伝統的演出のノルマも素敵だったけど、これも違和感なく楽しめる。人によっては、もうこの演出を見るのが嫌で目を瞑ってバルトリの声だけ聞いた、音楽だけは素晴らしかった、などと言う人もいるのだが、めぎは声よりも演出を楽しんだという感じかな。もちろんバルトリは素晴らしかったけど、めぎの好きなタイプではなかったな・・・
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歌声の様子はこちらをどうぞ。



やっぱりなんでも自分の目で見聞きしてみるものだわね。
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さて、その次の日には、またオペラ。会場にはこんな車で乗り付けるVIPさんたちも。咄嗟だったのでこんな写りになっちゃったけど。
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会場にはカメラマンがいっぱい待ちかまえていた。
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というのも、この日は今回のザルツブルク音楽祭の目玉中の目玉のプルミエなのだ。中には、素晴らしいドレスのVIP様方が集まっていた。
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背中をどーんと出したドレスの多いこと・・・しかし、こう言っては申し訳ないけど、その見えているお背中が美しいとは限らないのだけど。
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この日の演目はベートーベンのフィデリオ。オペラ好きでもフィデリオと聞いてすぐにあああれねと分かる人は少ないかも・・・ベートーベンってオペラ書いていたんだっけ?と思う人も多いかも。でも、序曲だけは日本でも有名だ・・・レオノーレ序曲である。
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この日のこのマイナーなフィデリオが目玉中の目玉になったのは、この一番上のヨーナス・カウフマンが出るからである。何を隠そう、めぎも、カウフマンを見るために大枚はたいたミーハーの一人である。
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この演目だけは正規のチケットが手に入らず、めぎは「正規のダフ屋」なるチケット屋を利用した。ザルツブルク音楽祭のチケットは、音楽祭事務局が直接売るチケットの他に、ザルツブルクの正規のチケット・サービスセンターがいくつかあって、そのチケット・センターが音楽祭事務局から結構大量にチケットを仕入れてあり、それを割増料金でこれまた「正規に」売るのである。その販売方法がオフィシャルに認可されているという訳だ。それは日本からツアーで手配してザルツブルク音楽祭を見に行く場合にエージェントを通して手数料込みでチケットを買うのと全く同じ論理で、それにザルツブルク市が認可しているチケット販売方法なのだから、ダフ屋などという言葉を使うのは間違っているかも知れない。日本のエージェントにとんでもない割増料金を払うのと比べたらこのザルツブルクの正規のチケット・センターはずいぶんお安い(どうやら日本のエージェントはこのチケット・センターからチケットを購入して売ることもあるようだ)。さらなるダフ屋もあるようだし、ホテルのコンシェルジュなどのツテを頼むというやり方もあるし、たぶん完売演目をどうしても見たいと思ったら、お値段に限りはないだろう。とにかく、どうしても見たかっためぎは、音楽祭から直接買えたら178ユーロ(約2万4千円)の席を246ユーロ(約3万3千円)で購入した。愛は盲目である。ついでに言えば、春以降めぎがレンズを購入しなかったのは、このチケット代の所為である。堅実なうちのドイツ人なら絶対にそんなことはしないだろう。彼は正規の178ユーロだってぼったくりだと言ってやめるだろうし、この正規のダフ屋システムに関してはインチキオー○トリアと蔑んでもいた。まあつまりは、うちのドイツ人がいなければめぎは箍が外れるという訳だ。

しかし、カウフマンには、そうしてしまうだけの魅力があるのだ・・・せっかくここまで来ているのにカウフマンを見ずに帰るなんてことはできない。3週間の中でこの日がめぎにはハイライト中のハイライトだった。(ちなみに2番目のハイライトは以前に書いたドミンゴのガラ・コンサートで、3番目はめぎの滞在初日のアーノンクールのコンサート、昨日書いたフィガロは4番目かな。)
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さて、演目はフィデリオなのだが、フィデリオをご存じの方はお分かりのように、第一幕にはカウフマンの出番はない。しかも演出はこれまた凄い現代読替で、賛否の差も前日のノルマどころではないほど億万キロ隔たりがあるという感じ。この演出が好きじゃなかったら、第一幕をひたすら耐えてカウフマンの登場を待つしかない。しかも、幕間の休憩時間は土砂降りだった。
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あちらのお店も閑古鳥。
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中はすし詰め状態で・・・
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外は煙草休憩の方々ばかり。雨でもやむなく、とはこのことね。
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で、第2幕にようやく登場したヨーナス・カウフマン。
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ああ、なんて素敵な歌声なの、なんて素敵な人なの・・・♡ 雰囲気をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。3分50秒くらいのところからたっぷりと。舞台の雰囲気もよく分かる。



こちらだったらダイジェストで他の場面も見られるし、カウフマンの普通の会話のときの声も聞ける♡ ミュンヘン訛りだって、彼の声なら許せちゃう♡♡ 恋はホント盲目♡♡♡



演出はめぎ的には別に悪くなかったが、しかしヨーナス・カウフマンを見に行った者としては、物足りないことこの上ない。だって、第2幕しか出ないし、その第2幕も第1幕と比べるとずっと短いし、それにカウフマンの訳はこの演出ではちっとも格好良くないし、暗闇にいてばかりでよく見えないし、レオノーレの手話みたいなのに気を取られるし・・・ブツブツブツブツ。
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カウフマンは本当に素晴らしかった。もっともっと見たかったし聞きたかった。そんなわけで、めぎはこのカーテンコールの凄いブーイングを聞きながら(初演でこんなにブーイングされると凹むわよねえ・・・ま、カウフマンには割れんばかりの拍手とブラボーだったけどね)、近いうちに必ずカウフマンのオペラをもう一度見に行こう、と心に決めたのだった。
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終わった後も、観客たちは意見をぶつけ合っていた。こういうところ、やっぱりヨーロッパだなあ。
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帰りには有り難いことに雨が上がっていた。人々は場所をレストランやバーに移してさらにディスカッションするのだろう。めぎも話し相手が欲しかったな。
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こうしてめぎ一人の夜は最後を迎えた。ここまで約2週間、なんて自由で楽しかったことかしら。同時に、感動やら何やらを話し合えなくて、なんてつまらなかったことかしら。自由も謳歌して大満足したし、そろそろめぎはうちのドイツ人が恋しかった(これ以上一人だとチケット買いすぎて破産しそうだし♪)。たまには一人旅も良いものだわね。

撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
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音楽祭2ヵ所ハシゴの日曜日 [ザルツブルク]

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現在、昨年夏のザルツブルクの話を連載中。

7月後半にザルツブルク入りし、約3週間滞在して何をしていたかといえば、以前にも書いたように音楽祭通い。7月中はのべ3つのオペラ(そのうち1つはゲネプロ)、8つのコンサート、そして演劇1つを鑑賞し、7月31日から8月1日にかけては先日連載したようにザルツカンマーグートに一泊小旅行をし、8月に入っていよいよ旅もあと1週間。8月2日は日曜日だったのだが、その日はまず昼間にモーツァルテウムでブーフビンダーというピアニストのコンサート。曲目はハイドンとモーツァルトとベートーベン。
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会場のモーツァルテウム。ここには以前に一度来ている。
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前回はあの辺の下の席だったが・・・
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今回は上階のサイドの席。だからこんなアングルで写真が撮れる。
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ここは幕間に中庭の魔笛小屋(モーツァルトがシカネーダーに閉じこめられて魔笛を作曲したといわれる小屋で、ウィーンからここへ移転したもの)を見学することができるのだが、この日は雨で、ここには3~4人のおじさま方しかいなかった(窓に映っているのがそのうちの2人)。
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雨の中をダッシュしなきゃ行けないからね。あちらに見えているのは会場。外に出られないので、あの中の部屋はシャンペンなど飲んでいるみなさまでごった返していた。
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めぎは久々にピアノの音色を聞いたのだが、非常に心地よかった。
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次の映像は場所も年も違うが、ブーフビンダーの指揮・ピアノでめぎが見たのと同じ曲。雰囲気はまさにこんな感じだった。



モーツァルテウムのコンサートは11時に始まって1時過ぎに終了し、一度宿へ戻ってお昼&休憩&着替え。次はオペラ。

さあ、行きますわよ~~♪ 雨もやんで、ラッキー!日曜日のオペラは午後4時から。
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モーツァルトのフィガロ。ゲネプロとプルミエに続き、今回3回目である。
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この舞台はとっても上手くできていて凝っていて面白かった。これは冊子の写真から。こんな風に舞台が2階建ての部屋になっていて、階段を上へ上がったり下がったり、隣の部屋へドアを開けて入ったり出たり、そして別室で聞き耳を立てたり演技してたり。イタリア語なのでドイツ語字幕も見たいし、歌っている人以外も演技しているので、あちこち見なきゃいけなくて忙しいけど、3回見ても飽きないほど楽しめた。
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幕間の休憩へ。
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今回の席はサイドの前の方。
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実はめぎ、この日のこの演目は立ち見席を購入していた。10ユーロ程度だったと思う。4時間立ちっぱなしも辞さない勢いで見に行ったのだが、行ってみたらサイドの前の席が空いていて、思いがけず座れたのだった。本当だったら(反対側の写真だけど)あの上の奥の壁みたいなところの後ろ(おじさまが横向きで立っているところの左側の奥)で立って見るはずだったのだ。ホント、ラッキー♪
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幕間に外に出たら、綺麗に晴れていた。昼間の雨が嘘のよう。
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プルミエほどじゃないけど、豪華なドレス姿をたくさん見かけた。オーストリアの民族衣装も。
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意外と一人で来ている人も多い。でもこの演出、ホント面白くて、誰かとおしゃべりしたかったな・・・
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オペラの雰囲気が見たい方はこちらをどうぞ。ドタバタ劇の雰囲気がよく伝わると思う。



次のシーンの1分20秒くらいからの歌はご存じの方も多いと思う。



そして最後のカーテンコール。この最後の温室シーンもお茶目で面白かった♪正統派フィガロっていう感じ。
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終わったのは午後8時ちょっと前。まだ明るかったので、すぐに帰らずテラスからVIPの様子を眺めてみた。
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あ、来るときに見かけた二人だわ~
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あと3回寝るとうちのドイツ人が来る。一人で公演を見るのはあと2回。この自由の日々もあともうちょっと。
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撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
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