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サッカーへの熱い気持ち [文化の違い]

サッカーに、それもドイツやヨーロッパのサッカーに興味がなければ、今日の話はたぶん何のことやらちんぷんかんぷんのことと思う。だから、まず最初に一枚だけ別の写真をどうぞ。これは一週間前の金曜日にマルクト市場で買ったもの。一鉢1.9ユーロ(約260円)。真っ赤な華やかな艶々とした可愛い色が、日に日に暗くなってくる秋の憂鬱な気分を少し晴らしてくれる。そして、めぎのこれから語りまくる熱い想いも代弁してくれるかな。
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日本の旅から戻ってきて気が抜けていた8月中旬、サッカー界ではこんなニュースがあった。
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カカウ・・・ブラジル出身で、かつてのドイツ代表。彼が代表から外されたのはたしか2012年の欧州選手権の直前。そのときの去り際の言葉が非常に紳士的で、印象に残っている。彼が2014年8月11日付で行った先は、セレッソ大阪。今、そこで活躍できているのかな。
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↑それにしてもOzakaとは、ひどいわねえ・・・ドイツ人の日本の認知度というのはこの程度。たぶん、Osakaと書くとドイツ語ではオーザーカと読むので、そう聞いた人がローマ字でOzakaとしちゃったんじゃないかな。

ブンデスリーガが開幕する・・・それは、日常に戻ると言うこと。折しもその頃雨が多く、寒く、ドイツの日常に急速に引き戻されつつあった。
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そして8月22日の開幕戦を迎えた。開幕戦はバイエルン戦で、テレビ中継があった。めぎの大好きなデリングがこの日のキャスターで、ちょっと嬉しい。
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日本でぽりぽりさんからもらったお菓子を頂きながら観戦。手前の黄色いのはプラムの仲間。とっても甘い。
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次の日にはいつもの土曜日のサッカーニュース。3部リーグからブンデスリーガまでの全試合がダイジェストで放送される。これは3部リーグのエアフルト対ドレスデン。
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めぎはこの3部リーグから順番に見ていくサッカーニュースのあり方が非常に気に入っている。3部がここまでいい試合をするからこそ、ブンデスリーガが強いのである。こういう層の厚さがあるからこそ、ドイツは強いのである。3部リーグからきちんと全て放送するからこそ、3部の選手も誇りを持って試合し、結果、層も厚くなるというもの。

そうして始まった今季のサッカー。バイエルンはパッとしないものの初戦に勝ち、ドルトムントとシャルケは調子が悪い。今季こそバイエルンぶっちぎりじゃなく優勝争いをしてくれるといいなあ。レバークーゼンが非常に調子よく、現在ぶっちぎりの首位だが、さて今後どうなるか。そんな8月終わり頃、ええっ!?とびっくりするニュースが。まさかシャビ・アロンソがドイツに来るなんて。


バイエルンもクロースをレアル・マドリードに取られて、取り返したわね~もう32歳のシャビがまだまだこれからのクロース以上に活躍できるか、楽しみだなあ。彼は人徳もありそうだし、バイエルンは盛り返すかも。
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しかしその直後、ドイツではシャビ・アロンソよりももっともっと大きく取り上げられたニュースが!
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まあ、本当に帰ってくるとはねえ。


それにしてもこんなにドイツに歓迎されるとは。今回の移籍期間のニュースの中で、ドイツで最も大きなニュースになったと言っても過言ではない。こんなサインの瞬間までネット配信され、ドイツ中のメディアが先を争って移籍決定を速報。その後も如何にカガワがみんなに歓迎されているかが何度も何度もメディアに取り上げられている。いったいカガワの何がそんなにドイツウケするのかしら。(写真はBVBのホームページから。)
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カガワも日本のメディアも今回の移籍についてビッグクラブでは通用しなかった的な言い方だが、ここ3年間の成績に限って言えば、ドルトムントは相当なビッグクラブで、マンUに全くひけをとらない。今年はマンUはチャンピオンズリーグの出場権さえ逃している訳で、国際的に羽ばたくにはドルトムントの方がずっとチャンスが大きい。しかしカガワが活躍できるか否かは監督の采配・戦術にも大きく影響を受け、歴史的に格下のドルトムントでもクロップが使い方を間違えればカガワは輝けないし、マンUでも別の監督が起用されていれば輝いていたかも知れない。監督にはそれぞれ自分の戦術・哲学があるので、それにあった選手でなければどうしようもないこともある。さらにそのチームとの相性もある。あのC. ロナウドだって、あのメッシだって、代表では全く輝けなかったのだ。

たぶん多くの方がご覧になったであろうカガワの解放を願うこの画像。ドルトムントファンの支持は熱く、期間をおいても決して覚めず、律儀で決して裏切らない。カガワがそれに再び応えられるといいのだけどね。(画像はこちらから引用。)
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国内リーグの試合はみんなが贔屓のチームの勝敗に熱くなる。たいていは地元のチームを応援していて、めぎの知っているデュッセルドルフ出身のドイツ人たちはたいていフォルトゥナ・デュッセルドルフという現在2部リーグのチームを熱烈に応援している。サッカー嫌いの人はドイツにももちろんいるが、好きな人はほぼみんな地元チームのファンである。その応援ぶりたるや、年間チケットを買い、敵地での試合の時にはサッカーの試合が放映される居酒屋などに行って地ビールを片手に仲間と観戦し、地元チームの順位に一喜一憂。他のチームのことは分からないけど地元チームのことならなんでも知っているという感じだ。そういうのは日本の野球ファン、特に関西の阪神ファンの様子に似ていると思う。勝っているとき、調子のいいときのみならず、負けても喩え最下位になっても、痛烈な批判をしつつもその愛情が絶えることはない。次のシーズンにまた一から全ての情熱を注ぐ。監督の采配に関しても選手の戦いぶりに関しても、ファン同士で議論し合う。ファンの声はチーム運営にも大きな影響を及ぼすほどだ。今回カガワがドルトムントに帰って来られたのも、上に書いたようにファンの後押しの力が少なくない。ドルトムントの運営陣は、もちろん無茶な取引をするつもりは毛頭なかっただろうし、かつて35万ユーロで買ったカガワを1600万ユーロで売り、今回800万ユーロで再び買い入れたということで経営としては万々歳であるが故にファンの声に応えられたという事情もあるが、マンUで不遇なカガワのことをずっとずっと心配し続けたドルトムントファンの律儀さというのは、日本のにわかサッカーファンとは比べものにならない。

そういうサッカーへの愛情がどうやって育っているのかとちょっと考えてみると、これまた答えは明らかだ。ドイツには広場があればたいていそこでサッカーができるようになっている。ライン河の河川敷にもサッカー用の広場がいくつもある。そしてテレビでは毎週3部リーグからブンデスリーガまで試合結果が公共放送全国ネットで流れている。下の写真はARDという公共放送のサッカーニュースが行っている栄えある「今月のゴール」の8月のゴールにノミネートされたフォルトゥナ・デュッセルドルフの選手。ノミネートされるのはその月の全てのゴール・・・ブンデスリーガやらドイツ代表の試合やらチャンピオンズリーグやらなにやら全てを含めたゴールの中からたった5人。そのうちの1人に2部リーグの、フォルトゥナ・デュッセルドルフのファン以外誰も知らないような選手のゴールがノミネートされたという訳だ(調べてみたらこの人はオーストリア人)。そんなことからも、ドイツがサッカー放送に非常に力を注ぎ、かつフェアに応援していることが伺える。どんなチームにいようとも、無名選手でも、どこの国籍でも、いいゴールをすれば脚光を浴びるのだ。(写真はRP-Onlineから)
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だから子どもたちは自然と地元サッカーチームの・・・それはもしかしたら4部か5部か6部リーグかも知れないが、デュッセルの場合は2部、ミュンヘンやドルトムントやケルンならブンデスリーガの・・・下部組織に入り、基礎からしっかり習う。つまりは男の子たちの習い事はサッカーという訳だ。下部組織の試合もブンデスリーガと同様のシステムで、強いチームならチャンピオンズリーグのような国際試合もある訳で、小さい頃から国際感覚を養う。そこからゲッツェやノイアーやミュラーが育った訳である。こうして各チームが下部組織から選手を育てるから(すなわちドイツのサッカーは中学や高校の部活動ではない・・・サッカーに限らずドイツのスポーツは全て習い事で、学校の部活動とは全く関係ない)、まだ高校生でブンデスリーガデビューするのもドイツ代表に選ばれるのも珍しくないし、その一方で、地元密着の名もない選手がその町のヒーローだったりもするのだ。

方や日本の場合、河川敷には野球場。テレビでは春と夏に高校野球中継。年に2回もの甲子園に向けて高校の野球部を全国が応援しているようなもの。しかもプロ野球もテレビが熱心に中継し、プロ野球ニュースで全試合結果が流れる・・・それを見た子どもたちが甲子園やプロ野球を夢見て小さい頃から野球の練習に励めば、その分野球が強くなるに決まっているし、野球人口が増えるのも、野球ファンが増えるのも、当然だ。つまり日本は野球界にとっては非常に恵まれた環境なのである。それに対し他のスポーツは、日本人が世界のトップに出ない限り、なかなか放送されない。人気があって視聴率がとれる選手がいなければ試合も放送されない。サッカーに限っても、毎週のサッカーの全試合結果を流すニュースが日本にあるだろうか?Jリーグのみならず、J2まで全て紹介するようなニュースが?もしくは高校のサッカー全国大会の全試合を全国ネットのテレビで中継しているだろうか?中学・高校レベルで親善試合や代表試合とは異なる真剣勝負の国際トーナメントがあるだろうか?結果として当然の如く日本のサッカー人口は少ない訳で、強い選手が育つ可能性も低い。まあそれもいいのかも知れないが。どの国もその国の国民的スポーツがあるのだから、なんでもかんでも肩を並べる必要はないと思う。ドイツだって、野球を取り入れて国際試合で活躍しようなんて考えは微塵もないのだから(ドイツ人は野球を全く知らない・・・ボールをバットで打つアメリカのスポーツということしか知らず、バッター以外グローブが必要なことも、ホームベースも、1~3塁が何を意味しどこにあるかも、ストライクもボールも、どうやって戦うのか、どうやって点が入るのかも、ことごとく何も知らない)。

ドイツ人は、普段は地元チーム贔屓だが、ナショナルチームの試合では地域を越えて国が熱くなる。いつもはアンチ・バイエルンのドイツ人たちも代表試合ではミュラーやシュヴァイニーの活躍に胸を躍らせる。今回のW杯での優勝は元ドルトムントで今バイエルンのゲッツェのゴールにドイツ中が湧いたし、ほとんどバイエルンとドルトムントが占めるナショナルチームの優勝をドイツ中が祝った。この優勝のためにドイツは10年以上かけて個人個人が技を磨き、ヨギの組織的サッカーに馴染み、戦術のみならず協調性と忍耐力を重んじ、勝負に拘る熱い情熱とそれをコントロールする冷静な精神力を磨いた。天才的な誰かのおかげで勝ったのではなく、組織力で勝ったというのが、ドイツにとって本当に大きな喜びであったように思う。
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その後、キャプテンのラーム、W杯最多ゴール記録のクローゼ、そして守備に安心感のあったメアテスアッカーが相次いで代表を引退。
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そりゃそうよね・・・W杯優勝以上の喜びがサッカー選手にあるはずもなく、長年代表だった彼らがここで辞めるのは当然。と言うことは、長年かけて築き上げたドイツ代表の組織はここでひとまずお仕舞いということでもある。特にラーム無しでは、次はほぼ0からのスタートということになるわねえ。そのくらいラームはドイツ優勝に欠かせない選手だったのだ。

監督はヨギの続投が早々に決まり(これに関してはめぎはヨギにこそ勇退して欲しかったのだが、ヨギはまた一からチーム作りをすることに相当意欲的のようだ・・・これが吉と出るか否かは2016年の欧州選手権の結果を見るしかない)、ヨギは先日の対アルゼンチンのテスト試合にストライカーとして怪我で長いこと戦線離脱していたゴメスを招集。ええええ~ゴメスはダメだってば・・・と思うのは、めぎの勝手な個人的意見だが、ヨギはどうしてもゴメスが好きらしい。方や、今季も調子が良さそうなブンデスリーガで現在最も活躍しているドイツ人ストライカーのキースリングは呼ばれない。どんなにいい成績を残してても、ヨギは自分の意に添わない、戦術や哲学に合わない選手は決して呼ばない。その徹底ぶりは頑固で、清々しいほどだ。どんなメディアのバッシングにもヨギはひるまず、決してキースリングを呼ばないのである。でもさあ、ゴメスを呼ぶのは辞めて欲しいんだけどなあ・・・
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そしてヨギは、シュヴァイニーを次の主将に選んだ。でも、シュヴァイニーは負傷中で、今回の代表試合には不参加。実際は代理としてノイアーとポルディーがキャプテンを務めた。
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めぎのよく見るサッカーニュースサイトでは、これまでの主将の特集をしていた。キャプテンを30試合務めて歴代10位の試合数を数えるSzepanという人は、1934年のキャプテン。歴史を感じるわねえ。
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代表チームは寄せ集めのチームだからなかなか戦術に慣れないし、準備期間も限られていてやりにくく、結果はなかなか出にくい。選手にとっても、所属チームのチャンピオンズリーグなどの大事な試合の方が代表親善試合や欧州選手権やW杯の格下相手の予選などより正直なところずっと重要で、主力中の主力は親善試合出場を見送ったりもする。今回のメッシだって、ドイツのオェーズィルやフミちゃんやボアテンやシュヴァイニーたちだって、もちろん本当に怪我をしているのだろうけど、W杯ならその怪我を押して出場したかも知れないと思う・・・彼らの多くはきっと来週のチャンピオンズリーグには出るだろう。(ボアテンは親善試合は欠場したが予選には代表復帰。)


そういうサッカー選手の事情というのが実はあって、所属チームが強ければ強いほどその事情が複雑に絡み、こんなことさえ起こりうる。


日本の身近な例で言えば、カガワはマンUでポジション争いを制しないうちに日本代表試合に駆けつけて体調を崩して干されていったし、ウシダもそれで悩んでいるはずだ。ウシダは去年のシーズンを怪我で棒に振り、W杯にだけ出て、その後また怪我でシャルケの試合に出ていないのだから、給料を払っているシャルケにしてみたらいつ戦力外にしてもおかしくない。今のところそうなっていないのは、ウシダがシャルケで相当な努力をして信頼を勝ち取っているからだろうが、監督が替わったらどうなるか分からない。ナショナルチームに招聘されるのはたしかにサッカー選手として名誉なことだけど、本音を言えばW杯で呼ばれなければ意味がなく、その前の準備段階の親善試合で呼ばれなくても何ら問題がない・・・もちろん親善試合に呼ばれた人は試されているのであって、目立った活躍がなければその後呼ばれなくなる可能性があるから頑張らなければならないけど、少なくともドイツの場合、多くの代表選手が毎回呼ばれなくても何も気にしていない。

それにしても、ドイツまでやってきたアルゼンチンは屈辱的な気分だっただろうな・・・ハッキリ言えばこの親善試合はドイツにとっては優勝を祝うお祭りで、こうやって優勝カップが披露されたりこれを機にナショナルチームを辞退する選手たちのお別れ式があったりして、負けた者にとっては全くもって面白くなかったことだろう。今回の親善試合は一年以上前から決まっていたことで、まさかW杯決勝戦でドイツとアルゼンチンが当たるとは当時まだ誰も思っていなかったのだから、ある意味悲劇としか言いようがない。(写真はこちらから引用。)
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この親善試合、きっとみなさまご存じのようにアルゼンチンが4対2と大勝した訳だが、それはアルゼンチンにとってほんの少し慰めにはなったかも知れないが、ここで勝ってもW杯の勝敗が覆される訳ではなく、つまりリベンジになるはずもなく、嬉しさ半分悔しさ倍増、といったところはないかと思う。でもそれがきっとアルゼンチンを強くするはずだ・・・かつて86年に決勝でアルゼンチンが西ドイツを下したその4年後、90年には西ドイツが決勝でアルゼンチンを下して優勝したのだから。それとちょうど反対のことが次回のW杯で起こるかも知れない。


↑この試合、ドイツ側は主力の3人が引退し、残った主力のほとんどが怪我で欠場し、ほぼ新人を試す2軍か3軍かという感じの代表チームで戦ったわけで、結果はやっぱりまだまだ全然ダメね、という感じ。とんでもない金額でレアルからマンUに移籍したばかりの話題のディ・マリアは本当に素晴らしかったけど、彼がW杯決勝でプレイできていたら勝敗は違ったかも知れないけれど、ドイツ側もW杯のメンバーならディ・マリアをあそこまで活躍させなかっただろうし、ゴールできる人をあれだけフリーにしておいたはずもなく、結局たらればの議論をしてもどうしようもないこと。W杯でドイツは優勝し、今回の親善試合ではぼろくそに負けた・・・それが結果である。ただ、今回はドイツにも何度かあった決定的チャンスをカムバックしたゴメスがやっぱりやっぱりやっぱりことごとく外したし、ヨギはもう一度しっかり考え直して欲しいものだわ。しかしヨギはそんなメディアと世間の非難を浴びてもゴメスを擁護した。ヨギのいいところは、調子の悪い選手を表で批難せず、自分が采配の責任を背負うことである。ゴメスはまだ本調子でないのにプレイさせたから結果が出なかった、とヨギは間接的に自分の責任としていた。そういうところは本当に立派な監督だと思う。

まあそんなわけなので、日本もウルグアイに負けたって、ベネズエラと引き分けたって、どちらも親善試合、つまりテスト試合なのだから特に悲観することはない。親善試合というのは、勝てればもちろん嬉しいけれど、勝つに超したことはもちろんないけど、そこで勝ってても公式試合で勝てなければ意味がないものなのだ。反対に親善試合に負けてても、事前に一年以上調子悪くても、W杯で優勝すれば全てが帳消しである。

そんな中、韓国がドイツのウリを新監督として迎えたというニュースが!


このウリという人、めぎの印象では悪くない。韓国はこれまでもオランダから監督を招いているが、今回も優勝のドイツと3位のオランダから監督招聘を検討したようで、その方針がハッキリ分かる。彼らはW杯の結果を重んじたのだ・・・準優勝はアルゼンチンだけど、アルゼンチンは南米では唯一ヨーロッパ風のサッカーをするチームとして有名である。つまり、韓国は勝ち上がるためにヨーロッパ風を選んだということである。それが吉と出るか否かは結果を見るしかない。

さて、今回の国際Aマッチ期間、アジアは2回とも親善試合だったようだが、ヨーロッパでは欧州選手権の予選が始まった。1回目の試合はまさにテスト試合で、本番は2回目の試合の方である。対アルゼンチンのテスト試合の後、ヨギは半年は厳しい試合になるだろうと言っていたけど、たしかにしばらくは新人を育てるので大変だろうな。しかし、欧州選手権の予選は負けてはならない・・・親善試合とは重みが違う。どんなにまだ未熟なチームであろうとも、新人ばかりでうまく機能しなくとも、勝って予選突破しなければ欧州選手権に出られない。W杯を制したドイツの次の目標は、欧州制覇なのだ。

まだまだ2軍っぽいドイツだけど今回はそこそこの戦いをし、攻め方にいいアイディアもあったし、スコットランドも悪くなくてそのためスリルもあって、面白い試合だった。



同じグループのポーランドが大量点差でジブラルタルに勝ち、この得失点差がもしかしたら土壇場でものを言いそうねえ・・・まあドイツもそのうちジブラルタルと対戦するのだけど、そのときに同じような大量得点ができるかしら。それに、次回の予選相手はポーランドだけど、レヴァンちゃんに勝てるかしら。ポーランドは対ドイツ戦はいつも闘志むき出しになって、なかなか手強い。


オランダがチェコに負けちゃって、なんとも気の毒・・・でも、チェコはヨーロッパではかなり強いチームでドイツも負けることがあって、つまり負けてもいいとは言えないが、仕方がない試合でもある。予選グループの組み合わせで不運だったわね。


それに対し、例えばスペインやイタリアは、今回は決して落とせない試合である。勝って当たり前で誰も負けるとは思ってないし、負けたら大スキャンダルとなろう。彼らもチェコが相手なら、勝てたかどうか分からない。



そして、同じく決して負けてはならない相手との試合で負けてしまったポルトガルは、とうとう監督を解任。C. ロナウドがいなかったとは言え、本当に絶対に負けてはならない試合だったのだ。


こうしてまた国際Aマッチ週間は過ぎ、今日からまたブンデスリーガ。明日にはまたサッカーニュース。来週はチャンピオンズリーグも始まる。ドルトムントはロイスもシャヒンも怪我で、カガワが出るのか否か、出たらどの程度活躍できるのか、ドイツ中の目が注がれている・・・シャルケではウシダが復帰できるのか、オカザキのマインツがもうちょっとマシな試合ができるようになるのか、ブンデスリーガのソンを初めとする韓国人たちがさらに飛躍的な活躍をするのか、グアルディオラ率いるバイエルンが勢いを取り戻すのか、ドイツの各チームがチャンピオンズリーグで今年も活躍できるのか、興味津々。でもめぎが個人的に最も興味あるのは、美しいサッカーを見ること。美しく巧みに勝つ。びっくりするようなアイディアで相手を躱してパスしてゴールが決まる。それが見たい。そういう意味ではシャビ・アロンソの活躍にすごく期待している。
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サッカーを見るときにお伴にしているチョコレート菓子。バナナゼリーのチョココーティング。こんなジャンクフードがサッカーにはよく似合う。今週もスタンバイOK♪
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長かったでしょう・・・なにしろ一か月もちょっとずつ書き続けてきたからねえ。一方的偏重なのは、それはもちろんドイツ贔屓だから♪ 

しかし愛は盲目であってはいけない・・・ヨギのすることが全ていいとはめぎは思わない。でも、ヨギが喜ぶと、めぎも嬉しい。そうそう、このヨギ特集、ヨギファン必見。ドイツ語の分かる方はぜひどうぞ。下の写真はヨギがW杯後、地元の町へ凱旋したときのもの。こんなふうに欧州選手権でも優勝できるといいね。(写真はRP-Onlineのこちらの記事から)
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Baldhead1010

日本でも野球よりサッカーになってきましたね。
by Baldhead1010 (2014-09-12 04:20) 

かずのこ

小学生の頃、地元ローカル局がブンデスリーガを放送してました。
夜遅かったけど、見ていたのを思い出しました。

OZAKAって表記、僕も仕事で何度かみたことがあります。
by かずのこ (2014-09-12 08:34) 

たいちさん

ドイツではサッカーが盛んで強いのが分かりますね。日本ではJ2の試合なんか、ほとんど放送されませんね。
by たいちさん (2014-09-12 16:55) 

sheri

ということは次回のW杯でもヨギ監督見れるのね?やったぁ
by sheri (2014-09-12 17:04) 

Inatimy

欧州では野球よりサッカーが人気ですよね。 
先日ちょうどこちらの新聞で日本人の宮市亮選手のことが載ってて、
レンタル移籍を知ったところ。
チェコに負けたのも、W杯の勢いは遠くに去ってしまった・・・みたいな見出しの記事が。
by Inatimy (2014-09-12 21:18) 

rino

香川のドルトムント移籍ニュース聞いてなんか嬉しかった!
また輝けるといいな。
by rino (2014-09-13 15:56)