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デュッセルドルフの2010年元旦 [文化の違い]

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大晦日のカウントダウンパーティーで午前様になっためぎたち。その席で新年になってから女性だけに配られた一輪の薔薇の花を妹のと一緒に仲良く生けて、ばたんきゅー。
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いっぱい飲んでいっぱい食べて疲れ切って、元旦は12時頃にようやくブランチ。うちの2010年初メニューはこちら。
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この白いのはタラの塩漬けを水で戻したもの。去年マヨルカ島で見つけて買ってきてとっても美味しかったので、トルコ系のお店で見つけて再現したんだけど、質はマヨルカ島のにだいぶ劣ったなあ・・・

もうドイツ食はおなかいっぱい胸一杯で微妙な顔をしながら食べていためぎの妹夫婦。メインはラム骨付き肩肉のトマト煮込みで、30日夕食の残り物。
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めぎは、昨日説明したように元旦に特別な料理は決してしないのだが、今年は妹夫婦に本当のドイツを体験してもらうためにも敢えてドイツ式に徹した。うちのドイツ人はこのブランチの席には着いたけど、ほとんど食欲がなくサラダにちょっと箸をつけただけ。いつもの元旦だったら朝は爆睡して抜き、お昼もコーヒーだけで済まし、夜に残り物整理となる。日本食レストランにお雑煮とお節セットを食べにいった年もあったけど、それももう4年くらい前のことだなあ・・・

お食事してからライン河畔へちょっとお散歩。すると・・・
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これは、カウントダウン時の花火の残骸。手前に写っている長いビニール袋は、ロケット花火の入っていたもの。こちらの花火は打ち上げ花火が主流。
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ね、大きな花火ばかりでしょ。ちなみにドイツでは花火を個人がすることは大晦日のこのカウントダウン時以外法律で禁止されている。一年に一回、このときしか花火をすることはできない。花火も、大晦日近くなった年末の数日間しか売られない。カウントダウンの30分くらい前からちらほら打ち上げ始め、午前12時半頃まではどこの通りからも全ての建物からバンバンうち上がり、午前1時くらいには全て終了して真っ暗に。みんな、つまり、午前1時頃にはみんなこうして放置して家路についたということだ。
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そして、もう一つ目につくのは・・・
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新年のお祝いに乾杯したシャンパンやスパークリングワイン。
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この空き瓶をロケット花火の打ち上げに使ったりするの。
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これが元旦のドイツの姿。元旦=宴の後。お正月を迎えるために大掃除する日本の習慣からは想像もできないこの状況。みんな酔っぱらって、花火打ち上げながら大騒ぎして、そのままさようなら。これの片付けは1月2日早朝、清掃業者=外国人労働者によって行われる。もちろん外国人労働者も31日には一緒に打ち上げ花火して大騒ぎして同じようにゴミを放置していくわけだが。ドイツは2日から通常。今年はたまたま土曜日で多くの人はまだ仕事始めじゃないけれど、スーパーなどは通常通り開くし(初売りという意識はないし、3日は日曜日だからまた閉まる)、2日早朝には家庭ゴミの収集も行われていた。

さてさて、散歩の続き。元旦のお昼過ぎには雪がちらつき始めたデュッセルドルフ。寒かった~~!
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フランク・ゲーリーのこの建物も、冷え切って見える。
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どうです、このくら~いライン河。これがドイツの冬。これが3月初め頃まで続くという厳しさを、妹たちはひしひしと感じ・・・
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ここで最後の記念撮影。
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そして、3時半にJALバスに乗ってフランクフルトへ。2日にはもう日本へ到着している・・・12月25日夜9時頃から1月1日昼3時半までの滞在。あっという間。でも、それだけお休みがとれたのも、働き盛りの義弟にとっては大変なこと。一緒に来てくれてありがとう。これからも妹をよろしくね。

妹たちを送り出した後、疲れをどっと感じためぎたち。夕飯は、妹たちが日本へ帰ったら最初にラーメンが食べたい、と言っていたのに感化され、うちのドイツ人のリクエストでとっておきのインスタントラーメンを。一応ノンフライ麺の高級品♪ デュッセルドルフではこれが5つ入りで8ユーロ(=千円ちょっと)なんですよ~ね、めぎにとっては「とっておき」。こういう特別なときに食べるの。
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うちにはまだ、妹が確かにここにいたんだな、と感じるものが。妹よ、健康に何より気をつけて、楽しく生きるのだよ。
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nice!(64)  コメント(33) 

nice! 64

コメント 33

いとお

そうなんですねぇ~
1/1はカウントダウンの残骸がすごいことに(^^;
2輪の赤いバラ、ホントきれいですね(^^)
by いとお (2010-01-03 02:31) 

Krause

楽しいひと時でしたね。2日の成田付近の天気は、晴れで風も穏やかでした。妹夫婦さんたちは無事に、成田空港に着かれたことと思います。
by Krause (2010-01-03 04:50) 

もんとれ

フランク・ゲーリーが寒い。陽光の下だとまだ歌っているように見えるのですが、真冬の厚い雲の下だと、ゆ、歪みます・・。しかし欧州のカップル(コップ重なってるから)がクリコって、かなり奮発してますね。日本純正のラーメンも大変な贅沢品。チャイナタウンで一袋70円程度のを買うのが精一杯だったなぁ。妹さん夫婦の腑のお気持ちも分かるし、めぎちゃんのお考えも分かる(笑)。渡航最初の一ヶ月、朝食に最初に躰が悲鳴を上げて、「朝は塩味をくれぇ!」と欲するわ昼まで保たないわで、とっておきのどん兵衛とか開けてた。めぎちゃんも健康で楽しく生きるのだよ。ごめん、楽しいよな。
by もんとれ (2010-01-03 05:50) 

Baldhead1010

うちはカップうどん、どん兵衛でした^^
by Baldhead1010 (2010-01-03 07:34) 

どらっち

1月1日の夕飯は、ハンバーガーでした(^^;;
子供達は満足でしたよ。私としては、雑煮を片付けてくれ!と
思いましたが・・・(えぇ、私が意地で全部片付けました)。
前記事のボリュームを見たら、次の日になってもお腹が
すかなそうなのも分かるかも。
うちも明日、ラーメンを食べようかな。
by どらっち (2010-01-03 07:52) 

Inatimy

海外で暮らすのも大変ですよね・・・。
「とっておき」の気持ち、分かります♪
我が家の今日のとっておきは、黒胡麻のゴマ塩ご飯。
by Inatimy (2010-01-03 07:54) 

mimimomo

我が家もお正月は日常と変わりなし~~~
ただ息子が帰ってくることが違うだけかしらね~
by mimimomo (2010-01-03 09:16) 

piano

妹さんと仲良しでウラヤマシイです。
(ウチはめっちゃ仲が悪い(>_<))
洋食は結構好きですが、ドイツの年末年始は耐えられないかも(笑)
by piano (2010-01-03 09:48) 

やよい

妹さん夫婦と楽しい日を過ごされましたね、ヨカッタ、ヨカッタ。
とっておきのラーメン、少し分かるような気がします。
by やよい (2010-01-03 10:04) 

塩

赤いバラが印象的でめぎ様の新年を表しているように思いました。
改めて良い1年をお過ごしください。
by (2010-01-03 10:13) 

ぽりぽり

楽しい年末年始になりましたねぇ~。 妹さんご夫婦は、既に日本食恋しいの図!でしょうか? ちらかし放題の街は、ちょっと意外な感じがしました。日本では、町内会とかがきちんとやりますよぉ~。東京は、冬休み快晴が続いています。こちらもとっても良いお休みになりましたぁ。 
by ぽりぽり (2010-01-03 10:45) 

まるまる

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
by まるまる (2010-01-03 10:47) 

manamana

妹さんご夫婦との楽しい時を過ごした反動で、
寂しくなってしまいましたね。
とっておきのラーメン、さぞおいしかったことでしょう。
by manamana (2010-01-03 10:54) 

YAP

今年は妹さんたちもいらっしゃって、賑やかな年越しになったみたいですね。
ドイツを楽しまれたことでしょう。
by YAP (2010-01-03 10:55) 

Bonheur

本当に寒そうです~。底冷えしているのが見て取れます。
妹さんご夫婦との貴重なお時間、良かったですね。
"妹が確かにここにいたんだな、と感じるものが。" すごくわかります。じーんときました。

by Bonheur (2010-01-03 11:54) 

あかえび

あかえび家の娘達もめぎ家の様に仲良くしてもらいたいな~^_^;
by あかえび (2010-01-03 12:05) 

おじゃまま

宴の後が元日なんですね…。
なかなか、!な光景です。
それにしても、寒そ〜う!
雪が降っているとほっこりしますが、
こういう吹きすさぶ感じって、よっぽど寒く見えますね…。
by おじゃまま (2010-01-03 12:27) 

母ちゃん

寒いドイツからお戻りになったら、冷え込んだ日本でも暖かく感じら留香もしれませんね。寒波もすこし緩んで、過ごしやすい三が日でした。
とっておきのラーメン、いいですね~。おふたりで仲良く食べてください(^^)
by 母ちゃん (2010-01-03 13:22) 

wakatate

明けましておめでとうございます。

妹さん夫婦の滞在は、夢のようでしたね、
妹さんの健康に気を使うめぎさん、これからも、他方面での
活躍をお祈りします。
by wakatate (2010-01-03 14:53) 

春分

きちんとした国であるドイツだからこそ羽目を外すのでしょうけども。
ちらかった元旦ということを想像するだけでも、少しいらっとしますね。
ま、本年もいろいろ教えて下さい。楽しみにさせて頂きます。
by 春分 (2010-01-03 15:37) 

いさ

妹夫婦さんと楽しい年越しだったのですね。
遠く離れても、姉妹思い遣ってるのが素晴らしいです。
私も姉が一人いますので、もっと頻繁に会っていたわらないと。。。

by いさ (2010-01-03 18:54) 

花乃子

明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いします(=^人^=)
by 花乃子 (2010-01-03 20:04) 

ナツパパ

日本では4日が月曜日で、今年の正月休みは短いなあ、と言い合っています。
ドイツでは、3.4日が休みで、長い休みになったんですね。
なんかそれが面白く感じました。
by ナツパパ (2010-01-03 20:33) 

淳司

上海は毎日が残骸だらけですよ~っ(><)b
by 淳司 (2010-01-03 20:55) 

hideyuki2007y

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
シャンパンボトルと花火のお話を興味深く拝見しました。割と大きな連射式のロケット花火の残骸がたくさんありますね。
by hideyuki2007y (2010-01-03 21:42) 

tanpopo

なるほど、ドイツ式の大晦日と日本式の元旦を連続して祝うのが難しいという理由がよくわかりました…。最後の2輪の赤い薔薇の写真と、それに添えられた文章に、妹さんへのめぎさんの思いがこもっていて心に残りました。
by tanpopo (2010-01-03 22:52) 

えらん

あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。
しかしものすごい「宴のあと」ですね。年越しで大騒ぎするのは知ってましたが
後片付け無しとは~。
妹さんご夫婦、普段なかなか会えないでしょうからラーメンを食べるめぎさんの
心情を察するとぐっとくるものがありました。
by えらん (2010-01-03 23:35) 

もりけん

フランク・O・ゲーリーの建築、なかなかかっこいいですねぇ。
日本では見られないので、ぜひ、見てみたいです。
by もりけん (2010-01-04 00:42) 

めぎ

>みなさま
ドイツの元旦の話にコメントとniceをありがとうございました。
毎年元旦には疲れて外に出る元気がないので、花火の残骸を撮りに行くこともできませんでしたが、今年は妹たちと一緒だったのでようやくこの状況を撮影することができました。ひどいでしょう。これを放ったまま、みんな元旦は一日眠るのです。町中で放置して、二日酔いから冷めるために爆睡しているという感じです。そうそう、ドイツには町内会というものがありませんから、これを掃除するのは市の用意した清掃業者にお任せです。その分税金払ってますしね。
元旦の話は口で説明してもなかなか伝わらない文化の違いの一つです。日本風に考えると、元旦に和食を用意すればいいだけの話ですが、大晦日のカウントダウンで燃え尽きた後で正月祝いの料理を用意するというのがどれほど大変で、どれほど無意味かというのは、大晦日のお祝いムードを経験しなければなかなか実感できません。昨日の記事でめぎが着物を着たことからも分かるように、大晦日は日本では想像もできないほど盛り上がるのです。個人的にも着物を着るのは非常に大変ですし、その次の日にはもう疲れ果ててしまってます。最高潮に達する時点が一日早いという感じでしょうか。
日本式のお正月を祝うか否か、国際結婚した人たちの永遠のテーマではないかと思います。外国では日本の食材を用意するのもお金がかかるのに、それをせっかく用意しても食欲なくて嫌な顔をされるだけという哀しさ。和食のニオイは独特ですから、いくら日本びいきのうちのドイツ人でも、元気な時じゃないと楽しめません。もう数日後なら喜んで食べてくれるんでしょうけどね。でも、お節やお雑煮を1月4日や5日になってから作るというのもねえ・・・仕事も始まっちゃいますしね。
デュッセルドルフで国際結婚した大先輩の一人は、日本式正月は全くしない、偶然お土産などで餅が手に入ったときだけお雑煮くらいは作るかも知れない、それももう10年くらいしていない、と言ってました。そのお宅はカトリックですから、クリスマスのお祝いでいっぱいいっぱい、元旦にはやはりもう特別なことをする気にならないのではないかと推測します。子どもがいると、日本文化も伝えたい、いや、きちんと伝えなきゃ、という意識が強くなりますから、お母さんが頑張ってお正月の用意をすることもあるでしょう。でも、こちらの暮らしのリズムがクリスマスが最高点、大晦日は聖なる雰囲気をぶち破る無礼講、そしてそこで燃え尽きて元旦は沈没、というものですから、燃え尽きたところに何らかのお祝い事を持ち込もうとしても空回り、下手すると嫌がられるだけなのです。子どもが小さいうちはともかく、大きくなると子どももドイツのリズムで育ちますから、三が日はやはり燃え尽きて寝正月となります。そこでお母さんが日本文化云々と頑張っても、非常に辛いものがあります。本当に、こればっかりはどうしようもないのですが、海外暮らし&国際結婚の辛いことの一つです。
視点を変えれば、日本のクリスマスがイヴばかりに注目し、25日も26日も重要視されないのと似てますね。ドイツにとって新年とは、大晦日から新年に切り替わる瞬間のみ注目するもので、元旦そのものはどうでもいいのです。普通の会社員なら1月2日から通常通り仕事も始まりますから、元旦には体調を整えておかなければなりません。日本では三が日が休みですし、伝統的にお正月が一年で最も大切な行事で神々にお供えしたり神社にお参りにいったりする日であり、数えで年齢を表現していた頃はお正月は日本国民全員の誕生日でもあったわけですし、その意味合いは西洋とは全く異なりますね。
さて、みなさまお察しの通り、妹が帰ってしまって本当に淋しくなりました。年の離れた妹はめぎにとって本当に大事な存在です。妹も自他認める相当なシスコンで、JALバス出発の時には二人で泣きながら抱き合ってのお別れでした。妹が良き伴侶を得て幸せそうなのが何よりも嬉しいことでした。その伴侶のおかげか、妹が大人になったのか、以前よりも頭で考えるのはなく心で感じて行動することができるようになり、地に足がついていたのが非常に印象に残りました。ああよかった。
送り出した後のインスタントラーメンは、無事に終えたという安堵感もあってとっても美味しかったです。そうそう、きっと途中でヨーロッパの食事が嫌になるだろうなあ、と思って一応おでんを用意していたんですが、途中で一日調子を崩した妹が嬉しそうに食べてました。やっぱり、一週間と言えども醤油味や鰹節の出汁などが恋しくなるんですよね。
by めぎ (2010-01-04 01:35) 

Bonheur

めぎさんのコメントを拝見して涙が出そうに。祖国と遠く距離を隔てて暮らすめぎさんの大変さ、妹さんへの深い想いが良く伝わってきます。
しかも今は寒くてめげそうになる気候だと思いますし。。めぎさんにエールを送りたい気持ちです。
by Bonheur (2010-01-04 15:31) 

たいちさん

お正月の過ごし方が、日本とは180度違うのですね。文化の違いがよく分かりましたね。年末年始を妹夫婦と過ごせて良かったですね。私もドイツ駐在の弟夫婦と、ドイツの年末年始を経験したくなりましたね。
by たいちさん (2010-01-05 00:22) 

とよっち

ゴミの件、なるほど~ ドイツの方々の感覚なんですね。
日本人のごく一部には、そんな人たちもいるようですが・・・
by とよっち (2010-01-05 19:55) 

めぎ

>みなさま
お正月に対する意識がまるで違うので、日本の常識では全く想像できない状況になります。経験としては面白いけれど、一回経験すればもう十分、というのが妹たちの本音かも知れません。大晦日の華やかさはまた何回かやってもいいけど、お正月がないのはね・・・旨い魚もないですしね。
ゴミはもうすっかり片付いてます。この状況が嘘のように綺麗になりました。
by めぎ (2010-01-06 02:45)