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嵐続きの今日この頃 [小さな出来事]

この冬はどうも変だ。
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天気がいつも悪いのはいつものことなのだけど、あまり冷え込まず3~7℃程度で推移しているのもまあ特別珍しいわけではないのだけど、冬に雹が降ったり雷がなったりするのは、以前にはなかったこと。
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特に雷は、ドイツ的には夏の天気。それが、1月に既に何度も。そして、強風で被害が出るのも既に何度か目。どうなっているのかしら。
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先週の木曜日、強風警報が出ていた。まだ風がそれほど強くないうちに家を出たが、雨・雨・雨・・・
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このときにはまだ地下鉄が動いていた。
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しかしその後地下鉄もトラムも止まり、バスも不通に。鉄道ももちろん止まり、学校は臨時休校に。強風で屋根瓦や鉢植えなどあれこれ飛んできたり、ガラスが割れたり看板が壊れて飛んだり木が折れたりするので危ないのだ。工事現場では足場が崩れるかもしれないからということで工事はストップ、その一帯も通行止めに。

デュッセルドルフは数年前に木という木がことごとく倒れ、その際に倒れた木のみならず徹底的に木の健康状態がチェックされて危ないのは伐採されたので、それほどの被害はなかった模様。他の街では倒木や飛んできた何かが当たって死者が出ているとか。
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嵐は数時間で過ぎ去ったのだけど、台風と違ってこちらの嵐は嵐が終わってもスッキリと晴れるわけではなく、なんというか、そのまままた次の雲がやってきて、終わりがない感じ。太陽が恋しいな。
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これは上下反転。あちこち異常気象のニュースばっかりで、なんだか落ち着かないわねえ。
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撮影: Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
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友人の還暦祝い [ハンブルク]

年末のハンブルクの話は本日最終回。

この冬南国へ行かず、寒いハンブルクへわざわざ行ったのは、先日も書いたようにうちのドイツ人の高校時代からの友人が還暦を迎えたから。旦那の方も大学時代からの友人で、彼らは一緒に住んだり旅行したり同じところでバイトしたり、子どもができてからは頻繁に行き来して一緒に過ごしたりなど、60年の人生のうちの約40~45年という多くの時間を共有してきた仲である。そんな友人が還暦祝いをするから来てほしいと去年の5月に告げてきたため、その時点でこの冬はどこにも行かないことが決まったのだった。友人の願いは聞き届けたいけれどパーティー嫌いのうちのドイツ人としては、そして冬に一度暖かいところへ行きたいめぎ家としてはかなりの葛藤だったのだが、まあそういう年もあるということである。

パーティーには重い望遠レンズをやめ、軽い20mmの単焦点一本で会場へ。もっと明るいレンズの58mmF1.4と随分迷ったが、よれる20mmF1.8にした。その選択が良かったかどうかはなんとも言えないが。薄暗いのでISOをオートにして撮ったが、ずいぶん暗く、随分画像が荒く、イマイチな写真ばかりで残念。
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ドイツでは18歳の成人祝い以降、30歳、40歳、50歳・・・とキリの良い年齢で10年毎に結構大きなお祝いをする。もともと誕生祝いを大事にするお国柄で、大人になっても誕生日を毎年きちんと祝い、家族はもちろん親戚や友人や職場の人の誕生日にはきちんとお祝いのメッセージなり電話なりをするというのがマナーで、誕生日の当人はその日職場に自分で焼いたケーキを持ち込み、同僚に振る舞うという習慣である。で、10歳ごとの区切りの年はそこそこ大きなパーティーを開き、家族や友人を招待してみんなに祝ってもらう。誰かが発起人となって誕生日を祝ってあげるのではなく、自ら主催して周りの人を招いて祝うというのがドイツの特徴。

中でも還暦は非常に大きなお祝いで、内輪で済ますというのはほとんど考えられない。日本の結婚式みたいに席が決まっていて、食事のメニューも配られた。
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飲み物は、アペリティフにプロセコ、その後ハンブルクの地ビールとフランツィスカーナーのビールと2014年のグラウアーブルグンダーというブドウのラインヘッセンの白ワインと2012年のスペインのアラゴーニアの赤ワインで、どれも飲み放題。19時に始まって夜中過ぎまでずっと飲み放題なのだから凄い。とは言え日本と違って「飲み放題」というサービスはなく、開けた瓶の数だけ後で精算するということで、友人夫婦はそれだけの金額をかけてこのパーティを開いているということでもある。スープはキャロットと北海の小エビの味。
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スープ以外は前菜からメイン、デザートに至るまでバイキング方式。料理が無くなるとすぐに次のが補充され、たっぷり。多国籍料理という感じで、どっしりとした肉料理や紫キャベツもあればグラタンやパスタもあり、これはマグロのタタキとレンズ豆のサラダで・・・
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サーモンのタルタルもあった。
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たくさんのプレゼント。パソコンはプロジェクターとつなぎ、子供の頃から今までの膨大な写真がスライド上映されていた。めぎといっしょに日本旅行した写真も数枚入っていた。あの日本旅行ももう8年近く前のことなのよね・・・
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本当は誕生日は12月24日。ドイツのその日は日本で言えば大晦日のようなものでみんな帰省していて誰も来られず誕生祝いをするのは不可能なので、お祝いは29日に行われた。
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日本的に考えればそんな年末押し迫ったときではなく12月前半のうちにやっておこうなどとなるのではと思うが、ドイツでは誕生日の前に誕生祝いをすると幸せが逃げるという迷信があるので、前祝いができないのだ。
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うちのドイツ人はクリスマスからこの日までプレゼントづくりに追われていた。何かを買って済ますのではなく、自分ならではのものを用意したいということで、昔からの写真を選んでスキャンして写真集を作り(印刷は外部発注)、製本の出来上がり一歩手前の状態で届いた写真集に革表紙を付ける作業をしていたのだ。革の色を決めたのはめぎ。日本では赤いちゃんちゃんこの年だからね、と。パラパラの一枚は昔の写真で、これは友人たちの結婚式。こんな風に簡素に済ますのが当時のインテリ階級のクールな結婚式だったのだ。
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さて、宴も酣になってくると、みんな席を移動しておしゃべり。19時から始まったパーティーだが、この写真を撮ったのは23時近く。パーティーはまだまだ続いている。日本のような2時間制ということがないのがドイツ。そうそう、写すの忘れたけど、パーティーではBGMとしてギターの生演奏があって、その演奏者も知り合いの一人で、食事をしている時以外はずっと演奏していた。
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そして、23時頃から音楽が70年代に流行ったミュージックボックスに切り替わり、ダンスが始まった!踊る還暦前後のドイツ人たち。
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うちのドイツ人はパーティー嫌いなので、一年前還暦を迎えたときにはこういうお祝いを企画せず、ボルネオへ逃避したのだった。50歳のときも、めぎと二人だけで箱根の温泉でお祝いをした。キリの良い年か否かにかかわらず、彼は誕生パーティーをしようとはしない。だから友人たちにとっては、なかなかうちのドイツ人の誕生日祝いをすることができずにいたので、日にちが切り替わった30日の未明、突然プロセコを運んできてハッピーバースデートゥーユー~~♪と!これは不意打ちだったのでうちのドイツ人も逃げられず、友人たちはとっても嬉しそうにうちのドイツ人と乾杯した。それを見ながら、ふと思った・・・1月に入ってからではなく、クリスマス後の27~28日でもなく、12月29日にこのパーティーをセッティングしたのは、30日のうちのドイツ人のお祝いもできるからという心づもりだったのかもしれないな。
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そして夜も更け、ようやく何人か帰宅し始め、めぎたちもお暇した。会場をあとにしたのは夜中の1時位だったと思う。パーティーにはまだ3分の1くらいの人が残っていた。ドイツ人って年取ってもタフだわねえ。

撮影: D600 + 20mm(F1.8)
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ハンブルク港の夕焼け [ハンブルク]

現在、年末のハンブルクの話を連載中。
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うちのドイツ人の妹とともにハンブルクの思い出の場所を回る一日はあっという間に時間が過ぎ、電車で一時間半ほどの田舎の町へ帰宅する義妹を中央駅へ送っためぎたちは、日没を撮ろうとある場所へ向かう。これは車のフロントガラスから。
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中央駅からしばらくは、すっかり再開発された町並みが続く。古い建物のファサードの瓦礫を利用した再開発が多いドイツだが、この辺りは新しい建築が多い。それだけ焼け野原になったということの裏返しでもあるのだが。
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間に合った~
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まだ15時10分なのに、もう夕暮れ。
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F2.8の70-200mmの写りは素晴らしかった。
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ハンブルク港を見下ろすこの高台は、ユースホステルのあるところ。その所為か、若者たちが多かった。
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地上を走る古い地下鉄や、まだ完成して一年の新しいエルプフィルハーモニーのコンサートホールも見えるところ。右上の汚れたように見える部分は、飛んでいる鳥と手前の木の枝。
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エルプフィルハーモニーのところをトリミング。すごい人ね~
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これでF2.8の70-200mm望遠レンズでのハンブルクの話はお仕舞い。車で移動しながらのこの大口径レンズとフルサイズカメラを首に下げて歩く撮影は、AFの速さと正確さ、抜けの良い最高の写りを楽しめるという素晴らしさと、重さとの戦い。車で移動しているからギリギリできたけど、一日歩き回るのはたぶん無理だろうと思う。旅で飛行機や電車で移動するときに他の荷物を持ちつつカメラとこのレンズと他のレンズも担ぐというのは、考えただけでもしんどい。例えば、ザルツブルクやウィーンへ休暇に行くとして、街並みを撮るためにはぜひ欲しいレンズだけど、1~2週間分の服やら何やらとこの機材をすべて持って移動するのは並大抵ではなく、想像を絶する。プロの写真家って凄いなあとつくづく感じた。しかし、その苦労をする甲斐のある素晴らしい写りは確かにあるのだった。

ハンブルクのお話はもう一日続く。

撮影: D600 + 70-200mm(F2.8)G VRII
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